Sage X3 Cloud のデータを帳票ツールbiz-Stream で連携利用する方法
biz-Stream は、多様な表現が可能なWeb 帳票ソリューションです。
この記事では、biz-Stream からCData JDBC ドライバ経由でSage X3 Cloud のデータにリアルタイムで連携接続して帳票から利用する方法を紹介します。CData Drivers を使うことで、RDB のようにbiz-Stream 内でSage X3 Cloud のデータを扱うことができるようになります。
biz-Stream へのSage X3 Cloud JDBC ドライバーの配置
デフォルトの内容でインストールした場合、以下のパスに jar ファイルが配置されますので、その jar ファイルを biz-Stream の所定のパスにコピーします。
- cdata.jdbc.sagex3cloud.jar
- cdata.jdbc.sagex3cloud.lic (試用版では.lic ファイルは不要)
- コピー元:C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SageX3Cloud 20xxJ\lib
- コピー先:C:\Program Files (x86)\brainsellers\biz-Stream レイアウト・デザイナ\lib_jdbc
biz-Stream からSage X3 Cloud への接続設定
レイアウトデザイナを起動後、リソース定義にて Sage X3 Cloud への接続設定を行います。ドライバー選択のプルダウンに CData SageX3Cloud JDBC Driver が表示されますので選択します。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
サーバURLは以下の形式で入力します。
URL:
jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う
JDBC 接続文字列を作るには、Sage X3 Cloud JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。
Windows:
java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SageX3Cloud 20xxJ\lib\cdata.jdbc.sagex3cloud.jar'
MacOS:
java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar
接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。
次にデータ取得条件を設定します。SQL 定義から定義名を設定し、編集ボタンをクリックします。
上のグレーエリアで右クリック → テーブルリストと選択しますと、Sage X3 Cloud のオブジェクトがリストで表示されます。使用するテーブルを選択します。
ここでは取得対象の項目や条件などを設定することができます。対象項目や条件を指定できたらOKボタンをクリックし、戻った画面で追加ボタンをクリックします。
最後にデータソース設定を行います。データソース定義名に先ほど設定したものを選択し、画面下部にある追加ボタンをクリックします。これでbiz-Stream でSage X3 Cloud のデータを利用する準備ができました。
Sage X3 Cloud のデータをリアルタイムで参照するbiz-Stream 帳票のデザイン
用紙設定を行います。今回は A4 設定にしました。設定後は画面下部にある追加ボタンをクリックします。
ページ設定では新規ボタンをクリックします。
ここではレイアウトデザイナが帳票テンプレートを xml で保存しますので、ファイル名を設定します。
レイアウトにはさまざまなメニューがありますが、今回は表を使用します。表を設定後、Sage X3 Cloud から取得したデータをセットするエリアを作成します。各セルにテキストボックスを挿入し、そのテキストボックス自体に Sage X3 Cloud の項目を紐づけします。
※ヘッダーにもそれぞれテキストボックスを追加します。
レイアウト作成画面を閉じた後、ページ設定の画面に戻りますので、画面下部にある追加ボタン(一度作成している場合は適用)をクリックし、レイアウトの作成が完了となります。
レイアウトデザイナーのトップ画面のヘッダーメニューからプレビューアイコンをクリックします。先ほど作成したレイアウトで Sage X3 Cloud のデータを表示させることができます。
このようにCData JDBC ドライバをアップロードすることで、簡単にbiz-Stream でSage X3 Cloud のデータをリアルタイムに参照する帳票をノーコードで連携して作成することができます。
ぜひ、CData JDBC Driver for SageX3Cloud 30日の無償評価版 をダウンロードして、お試しください。