Dremio でSage X3 Cloud のデータに外部ソースとして接続
CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud はJDBC 標準を実装しており、Dremio を含むさまざまなアプリケーションでリアルタイムのSage X3 Cloud のデータを扱えるようにします。Dremio は、データレイク上でのセルフサービス型インタラクティブ分析を実現するために設計されたデータレイクハウスプラットフォームです。CData JDBC ドライバーを使用することで、エンタープライズデータレイクの一部としてリアルタイムSage X3 Cloud のデータを活用できます。この記事では、Dremio でSage X3 Cloud のデータに外部ソースとして接続する方法について説明します。
CData JDBC Driver を使用すると、Dremio でリアルタイムSage X3 Cloud のデータへの高速アクセスが可能になります。ドライバーをインストールしてSage X3 Cloud で認証すれば、データレイク内でSage X3 Cloud のデータにすぐにアクセスできます。ネイティブのデータ型を使用してSage X3 Cloud のデータを表示し、複雑なフィルタ、集計、その他の操作を自動的に処理することで、CData JDBC Driver はSage X3 Cloud のデータへのシームレスなアクセスを提供します。
前提条件
この記事では、Docker を使用して Dremio を実行することを想定しています。以下のようなコマンドで Dremio サービスを含む Docker コンテナを作成できます。
docker run -d --name dremio -p 9047:9047 -p 31010:31010 dremio/dremio-oss
ここで、dremio はコンテナの名前、9047 は Dremio Web インターフェース用のコンテナポート、31010 は Dremio クエリサービスにマッピングされるポートです。dremio/dremio-oss は使用するイメージを指定します。
ARP コネクタのビルド
CData JDBC Driver を Dremio で使用するには、Advanced Relation Pushdown(ARP)コネクタをビルドする必要があります。GitHub でソースコードを確認するか、ZIP ファイル(GitHub.com)を直接ダウンロードできます。ファイルをコピーまたは展開したら、コネクタのルートディレクトリ(pom.xml ファイルがあるディレクトリ)から以下のコマンドを実行してコネクタをビルドします。
mvn clean install
NOTE:CData ARP コネクタは Java 11 でコンパイルするようにビルドされています。Java 11 をインストールし、正しいバージョンを使用していることを確認してください。以下のようなコマンドで Java バージョンを更新できます。
sudo update-alternatives --config java
コネクタ用の JAR ファイルが(target ディレクトリに)ビルドされたら、ARP コネクタと JDBC Driver を Dremio インスタンスにコピーする準備が整いました。
コネクタと JDBC Driver のインストール
ARP コネクタを %DREMIO_HOME%/jars/ に、Sage X3 Cloud 用の JDBC Driver を %DREMIO_HOME%/jars/3rdparty にインストールします。以下のようなコマンドを使用できます。
ARP コネクタ
docker cp PATH\TO\dremio-sagex3cloud-plugin-{DREMIO_VERSION}.jar dremio_image_name:/opt/dremio/jars/
Sage X3 Cloud 用 JDBC Driver
docker cp PATH\TO\cdata.jdbc.sagex3cloud.jar dremio_image_name:/opt/dremio/jars/3rdparty/
Sage X3 Cloud への接続
これで、Dremio の外部ソースオプションに Sage X3 Cloud が表示されるようになりました。ビルドした ARP コネクタは、JDBC URL を使用してSage X3 Cloud のデータに接続します。JDBC Driver には、接続文字列を作成できるビルトインの接続文字列デザイナーがあります(以下を参照)。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、Sage X3 Cloud JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
NOTE:Dremio で JDBC Driver を使用するには、ライセンス(正式版または評価版)とランタイムキー(RTK)が必要です。このライセンス(または評価版)の取得については、営業チームにお問い合わせください。
ランタイムキー(RTK)を JDBC URL に追加します。最終的に、以下のような JDBC URL になります。
jdbc:sagex3cloud:RTK=5246...;AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;
Sage X3 Cloud に外部ソースとしてアクセス
Sage X3 Cloud を外部ソースとして追加するには、新しいソースを追加するためにクリックし、SageX3Cloud を選択します。JDBC URL をコピーして、New SageX3Cloud Source ウィザードに貼り付けます。
接続を保存すれば、Dremio でリアルタイムSage X3 Cloud のデータをクエリする準備が整い、Sage X3 Cloud のデータをデータレイクに簡単に取り込むことができます。
詳細情報と無償トライアル
Dremio で CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud を使用すると、リアルタイムSage X3 Cloud のデータをデータレイクに取り込むことができます。Sage X3 Cloud への接続の詳細については、CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud ページをご覧ください。CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud の30日間無償トライアルをダウンロードして、今すぐ始めましょう。