DBxtra でSage X3 Cloud のデータを使ってダッシュボードを構築
CData のSage X3 Cloud 用 ODBC ドライバーは、ODBC 標準経由でSage X3 Cloud のリアルタイムデータにアクセスし、使い慣れた SQL クエリで各種 BI、レポート、ETL ツールからSage X3 Cloud のデータを利用可能にします。この記事では、汎用 ODBC データプロバイダーとしてSage X3 Cloud に接続し、DBxtra でSage X3 Cloud のデータを基にしたチャート、レポート、ダッシュボードを作成する方法を解説します。
Sage X3 Cloud のデータへの接続設定
- まだ設定していない場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティを指定します。DSN の設定は組み込みの Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して行えます。これはドライバーインストールの最終ステップでもあります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して DSN を作成・設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章をご参照ください。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
DSN を設定する際には、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時にパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
- DBxtra アプリケーションを開き、New メニューから Project をクリックしてプロジェクト名を入力します。

- Data Connection Type として ODBC Connection を選択します。

- Data Source の参照オプション()をクリックします。
- Data Link Properties ウィンドウの Provider タブで、Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers を選択します。

- Connection タブで、Data Source Name と使用する初期カタログ(CData)を選択します。

- 接続名を入力し、適切なユーザーグループを選択します。

- プロジェクト内で接続をダブルクリックしてデータに接続します。

Sage X3 Cloud のデータでダッシュボードを作成
これでSage X3 Cloud のデータを使ってダッシュボードを作成する準備が整いました。
- プロジェクト内の Report Objects を右クリックし、New Report Object を選択します。

- 新しい Report Object で、リンクをクリックしてクエリを作成します。
- Select Data Connection ウィンドウで、先ほど作成したデータ接続を選択します。

- Query タブで、接続オブジェクトを展開し、ダッシュボードに含めたいテーブル、ビュー、特定のカラムを選択します。検索条件を指定したり、JOIN や集計を含む複雑なクエリを作成することもできます。

- Dashboard タブで、ダッシュボードのビジュアライゼーションと機能を選択します。クエリからのデータ値をダッシュボード項目の適切なフィールド(Values、Series など)に割り当てます。

新しいダッシュボードが作成されたら、Sage X3 Cloud のデータ分析を開始できます。Sage X3 Cloud 用 ODBC ドライバーのおかげで、ダッシュボードを更新すればソースで行われた変更を即座に確認できます。同様に、常に最新のSage X3 Cloud データを反映したレポートを作成・表示できます。