CData は Silver メンバーとして Agentic AI Foundation(AAIF)に加盟しました。MCP に対応した製品開発の経験とお客様の成功を支えてきた実績を通じて、プロトコルの発展に貢献して参ります。AAIF は 2025年12月に発足した Linux Foundation のプロジェクトです。発足にあたっては Anthropic が Model Context Protocol(MCP)を、Block が goose を、OpenAI が AGENTS.md をそれぞれ同財団に寄贈し、さらに Google、Microsoft、AWS、Bloomberg、Cloudflare がこれを支援しました。こうした体制の狙いは、MCP を中立的でベンダーに依存しないガバナンスの下に置くことにありました。Claude、ChatGPT、Copilot、Gemini、Cursor、VS Code とこれほど広く使われるようになったプロトコルには、単一の企業が方向性を決められない共通の基盤が必要だったのです。
「私たちは Connect AI を MCP ネイティブなデータレイヤーとして構築してきました。だからこそ、このプロトコルがどう進化していくかは私たちにとって直接的な意味を持ちます。AAIF に参加する目的は、策定される標準に、エンタープライズ企業のお客様の要件を確実に反映させることです。お客様が実システムとの AI 接続を維持し、AI に期待される価値を実現するために、何が必要か。それを標準づくりの場に届けていきます」
— Raviv Levi, Chief Product & Technology Officer at CData
AAIF は標準化作業をテーマ別のワーキンググループに分けて進めており、各グループの議長には、すでにエージェント型システムを大規模に運用している企業の関係者が就任しています。私たちが特に注目しているのは、以下の 4 つのワーキンググループです。
Identity & Trust ── エージェント向けのポータブルな識別情報と委任プロトコルを定義する
Observability & Traceability ── 実行のトレースと監査基準を扱う
Security & Privacy ── エージェント型システム向けの「セキュリティ・バイ・デザイン」ベンチマークの策定に取り組む
Workflows & Process Integration ── エージェントが孤立したタスクから多段階の業務プロセスへ移行することに焦点を当てる
いずれのグループも、エージェントがプロトタイプ段階から本番環境へ移行するにつれてますます差し迫ってくる課題に取り組んでいます。私たちは、CData の数万社に及ぶお客様から得た知見を、ここで共有できればと考えています。
ほかにどのような組織が参加しているか
2026年6月時点で、AAIF の会員数は 170 組織以上に拡大しています。その名簿には、大手モデルプロバイダーやクラウドプラットフォームに加え、数百社に及ぶ中小規模のインフラ、セキュリティ、ツール企業が名を連ねています。これ自体が、MCP のガバナンスが現在どのような位置づけにあるかを示しています。つまり MCP は、単一ベンダーのプロトコルではなく、エコシステム全体がその維持に関わる共有インフラなのです。Silver メンバーとして、CData はこのガバナンス体制の一員となります。ワーキンググループに参加し、AAIF の各委員会へ代表者を指名することも可能です。これにより、Connect AI ユーザーの提案や懸念、実運用でのフィードバックを届け、MCP の未来を形づくる一助となります。
私たちは、AAIF の活動に貢献するとともに、エージェント型 AI 分野で最も活発に活動する開発者たちが集うコミュニティから多くを学べることを楽しみにしています。詳しくは Agentic AI Foundation および CData Connect AI をご覧ください。
※本記事は CData US ブログ CData Joins the Agentic AI Foundation (AAIF) の翻訳です。