JD Edwards のデータをApache Kafka トピックにストリーミング
Apache Kafka は、主にリアルタイムデータパイプラインやイベント駆動型アプリケーションの構築に使用されるオープンソースのストリーム処理プラットフォームです。CData JDBC Driver for JD Edwardsと組み合わせることで、Kafka はライブのJD Edwards のデータを扱うことができます。この記事では、JD Edwards データをApache Kafka トピックに接続、アクセス、ストリーミングする方法と、Confluent Control Center を起動してConfluent プラットフォームのKafka インフラストラクチャを使用して受信したJD Edwards のデータをユーザーが安全に管理および監視できるようにする方法について説明します。
CData JDBC Driver は最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、ライブのJD Edwards のデータとのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを提供します。JD Edwards に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接JD Edwards にプッシュし、サポートされていない操作(多くの場合SQL 関数やJOIN 操作)については組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリにより、ネイティブのデータ型を使用してJD Edwards のデータを操作および分析できます。
前提条件
Apache Kafka トピックでJD Edwards のデータをストリーミングするためにCData JDBC Driver を接続する前に、クライアントのLinux ベースのシステムに以下をインストールおよび設定してください。
- Confluent Platform for Apache Kafka
- Confluent Hub CLI のインストール
- Confluent Platform 用のSelf-Managed Kafka JDBC Source Connector
JD Edwards のデータへの新しいJDBC 接続を定義
- Linux ベースのシステムにCData JDBC Driver for JD Edwardsをダウンロードします。
- 以下の手順に従って新しいディレクトリを作成し、すべてのドライバーの内容を展開します:
- JD Edwards という名前の新しいディレクトリを作成します。
mkdir JDEdwards - ダウンロードしたドライバーファイル(.zip)をこの新しいディレクトリに移動します。
mv JDEdwardsJDBCDriver.zip JDEdwards/ - CData JDEdwardsJDBCDriver の内容をこの新しいディレクトリに解凍します。
unzip JDEdwardsJDBCDriver.zip
- JD Edwards という名前の新しいディレクトリを作成します。
- JD Edwards ディレクトリを開き、lib フォルダに移動します。
ls cd lib/ - CData JDBC Driver for JD Edwards のlib フォルダの内容をKafka Connect JDBC のlib フォルダにコピーします。Kafka Connect JDBC フォルダの内容を確認し、cdata.jdbc.jdedwards.jar ファイルがlib フォルダに正常にコピーされたことを確認します。
cp -r /path/to/CData JDBC Driver for JD Edwards/lib/* /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/ cd /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/ - 以下のコマンドを使用して、CData JD Edwards JDBC ドライバーのライセンスをインストールします。名前とメールアドレスを入力してください。
java -jar cdata.jdbc.jdedwards.jar -l - プロダクトキーまたは"TRIAL" を入力します(ライセンスの有効期限が切れた場合は、CData サポートチームまでお問い合わせください)。
- 以下のコマンドを使用してConfluent ローカルサービスを起動します:
confluent local services startこれにより、Zookeeper、Kafka、Schema Registry、Kafka REST、Kafka CONNECT、ksqlDB、Control Center などのすべてのConfluent サービスが起動します。これで、CData JDBC Driver for JD Edwards を使用してKafka Connect Driver 経由でksqlDB のKafka トピックにメッセージをストリーミングする準備が整いました。
- POST HTTP API リクエストを使用してKafka トピックを手動で作成します:
curl --location 'server_address:8083/connectors' --header 'Content-Type: application/json' --data '{ "name": "jdbc_source_cdata_jdedwards_01", "config": { "connector.class": "io.confluent.connect.jdbc.JdbcSourceConnector", "connection.url": "jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;", "topic.prefix": "jdedwards-01-", "mode": "bulk" } }'HTTP POST 本文(上記)で使用されるフィールドについて説明します:
- connector.class: 使用するKafka Connect コネクタのJava クラスを指定します。
- connection.url: JD Edwards データに接続するためのJDBC 接続URL です。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成については、CData JDBC Driver for JD Edwardsに組み込まれた接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.jdedwards.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
- topic.prefix: コネクタによって作成されるKafka トピックに追加されるプレフィックスです。「jdedwards-01-」に設定されています。
- mode: コネクタの動作モードを指定します。ここでは「bulk」に設定されており、コネクタがバルクデータ転送を実行するように設定されていることを示しています。
このリクエストにより、JD Edwards のすべてのテーブル/コンテンツがKafka トピックとして追加されます。
注意: リクエストをPOST するIP アドレス(サーバー)は、Linux ネットワークのIP アドレスです。
- ksqlDB を実行し、トピックを一覧表示します。以下のコマンドを使用します:
ksql list topics;
- トピック内のデータを表示するには、以下のSQL ステートメントを入力します:
PRINT topic FROM BEGINNING;
Confluent Control Center への接続
Confluent Control Center のユーザーインターフェースにアクセスするには、上記のセクションで説明した"confluent local services" を実行し、ローカルブラウザでhttp://<server address>:9021/clusters/ と入力してください。
おわりに
CData JDBC Driver for JD Edwardsの30日間無償トライアルをダウンロードして、JD Edwards データをApache Kafka にストリーミングしましょう。ご不明な点があれば、サポートチームまでお問い合わせください。