エンタープライズサーチのNeuron にSage X3 Cloud のデータを取り込んで検索利用
ブレインズテクノロジー社のNeuron は、先端OSS 技術(Apache Solr)を活用したエンタープライズサーチ(企業内検索エンジン)サービスです。Apache Solr は、エンタープライズサーチ機能をAPI として提供してくれますが、Neuron はApache Solr に企業ユーザーがデータを探索するためのシンプルかつ使いやすいユーザーインターフェースと管理画面・運用機能を提供してくれます。これによりエンドユーザーが簡単にエンタープライズサーチを利用することができます。管理画面では、ファイルやデータのクローリング設定がUI で行えるようになっています。この記事では、Neuron に備わっているJDBC インターフェース経由で、CData JDBC Driver for SageX3Cloud を利用することでNeuron にSage X3 Cloud のデータを取り込んで検索で利用できるようにします。
Neuron にCData JDBC Driver for SageX3Cloud データをロード
CData JDBC Driver for SageX3Cloud のインストールと.jar ファイルの配置
- CData JDBC Driver for SageX3Cloud をNeuron と同じマシンにインストールします。
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以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。
C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SageX3Cloud 20xxJ\lib\cdata.jdbc.sagex3cloud.jar
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このcdata.jdbc.sagex3cloud.jar とcdata.jdbc.sagex3cloud.lic ファイルをコピーして、Neuron のC:\APP
cf\lib フォルダに配置します。
Neuron CF でのSage X3 Cloud のデータを扱うリポジトリの作成
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Neuron CF でクローラーの設定をGUI で行います。JDBC を読み取るためのリポジトリを作成します。Neuron の管理画面にログインし、[リポジトリ]→[リポジトリコレクション一覧]→[新規]をクリックします。
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任意のリポジトリ名を入力します。タイプは[JDBC]を選択します。
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次に、ドライバーのクラス名とJDBC 接続文字列でSage X3 Cloud への接続を行います。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
ドライバクラス名:cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver
接続文字列:jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;InitiateOAuth=REFRESH
- [更新]をクリックして、Sage X3 Cloud に接続するリポジトリコレクションができました。
Neuron でSage X3 Cloud のデータをクローリングするジョブを作成
続いて、Sage X3 Cloud のどのデータをどのようにクローリングするのかをジョブで定義していきます。
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管理画面で[ジョブ]→[ジョブ一覧]→[新規]とクリックします。
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任意のジョブ名を入力します。出力先にはSolr を選択します。リポジトリは先ほど作成したSage X3 Cloud に接続するリポジトリコレクションを選びます。
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次に基本タブからジョブ実行を手動にするか、定期実行するかを自由に設定します。
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SQL タブでは、どんなデータを取得するのか、テーブル名やカラム、フィルタリング条件などを設定できます。CData JDBC ドライバがSage X3 Cloud のデータをテーブルにモデル化しているので、標準SQL でSage X3 Cloud をクエリすることができます。
- SQL文:SELECT BPCNUM, BPCNAM FROM BPCUSTOMER
- キーカラム:Id など取得テーブルのキーとなるカラム
- 検索対象カラム:検索の対象とするカラム
- タイトルカラム:検索結果のタイトルとするカラム
- タイムスタンプカラム:タイムスタンプとなるカラムがあれば、ここで指定します
- リクエストパラメータでは、検索結果レコードのURL (があれば)を設定することもできます。URL を表示できると表示された検索結果からレコードに簡単に移動できます。
- 取得元では、ラベルを設定しておきます。[更新]をクリックして、クローラージョブの設定を完了します。
Neuron でSage X3 Cloud のデータをクロールするジョブを実行
実際にNeuron で作成したジョブを実行します。[ジョブ]→[状態とジョブ管理]をクリックし、作成したジョブの[Start]をクリックします。
ジョブが正常完了すると、[Done]がステータスとして表示されます。
Neuron 上でのSage X3 Cloud のデータの検索の実施
実際にNeuron 上で検索ができるか確認してみます。取得元を絞り込むこと、内容やファイル名での検索、ファイルサイズやファイル更新日の絞り込み、部分一致や全部一致で検索が可能です。 検索をかけてみると、以下のようにデータを取得できました。
CData JDBC Driver for SageX3Cloud をNeuron で使うことで、Sage X3 Cloud コネクタとして機能し、簡単にデータを取得して同期することができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。