【MCP Server】LlamaIndex からAdobe Target のデータに連携しよう!
LlamaIndex は、LLM アプリケーションを構築するためのデータフレームワークです。エージェントや RAG パイプライン、外部データをもとに推論する構造化ワークフローなどを開発できます。LlamaIndex と CData Connect AI を組み込みの MCP Server を通じて統合すれば、カスタムコネクタを書くことなく、エージェントがライブの Adobe Target のデータ をネイティブツールとして検出・クエリできるようになります。
CData Connect AI は、Adobe Target をはじめとするさまざまなデータソースに接続できる、セキュアでローコードな環境を提供します。複雑な ETL を必要とせず、リアルタイムデータを使ったビジネスアプリケーション間のシームレスな自動化を実現します。
この記事では、CData Connect AI での Adobe Target 接続の設定、LlamaIndex への MCP サーバーの登録、そして Adobe Target のデータ をリアルタイムでクエリする ReAct エージェントの構築方法をご紹介します。
前提条件
- CData Connect AI のアカウント
- Python バージョン 3.10 以上(LlamaIndex パッケージをインストールするため)
- OpenAI API キーを生成して保存
- システムに Visual Studio Code をインストール
ステップ 1:LlamaIndex 用の Adobe Target 接続を設定する
それでは早速、LlamaIndex から Adobe Target にアクセスできるようにしていきましょう。まず、CData Connect AI で Adobe Target 接続を作成します。この接続は、その後リモート MCP サーバーを通じて LlamaIndex に公開されます。
- Connect AI にログインし、「Sources」をクリックして「+ Add Connection」をクリックします
- 利用可能なデータソースから「Adobe Target」を選択します
-
Adobe Target に接続するために必要な認証情報を入力しましょう。
Adobe Target に接続するには、以下に記載されているOAuth 接続プロパティとともにTenant プロパティを指定する必要があります。他の接続プロパティは処理動作に影響を与える可能性がありますが、接続には影響しません。
以下のステップでTenant 名を確認できます。
- Adobe Experience にログインします。URL は「https://experience.adobe.com/#/@mycompanyname/preferences/general-section」です。
- 「/#/@」の後の値を抽出します。この例では「mycompanyname」です。
- Tenant 接続プロパティをその値に設定します。
ユーザーアカウント(OAuth)
すべてのユーザーアカウントフローでAuthScheme をOAuthClient に設定する必要があります。
注意:OAuth を介したAdobe 認証では、2週間ごとにトークンを更新する必要があります。
すべてのアプリケーション
CData では、OAuth 認証を簡素化する組み込みOAuth アプリケーションを提供しています。または、カスタムOAuth アプリケーションを作成することもできます。詳細については、ヘルプドキュメントの「カスタムOAuthアプリの作成」をご確認ください。
OAuth アクセストークンの取得
接続するには以下のプロパティを設定します:
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定して、OAuth 交換を自動的に実行し、必要に応じてOAuthAccessToken を更新します。
- OAuthClientId:アプリを登録した際に割り当てられたクライアントID に設定します。
- OAuthClientSecret:アプリを登録した際に割り当てられたクライアントシークレットに設定します。
- CallbackURL:アプリを登録した際に定義されたリダイレクトURI に設定します。例:https://localhost:3333
これらの設定により、CData 製品はAdobe Target からアクセストークンを取得し、それを使用してデータを要求します。OAuth値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で確実に保持されます。
- 「Save & Test」をクリックします
- 認証が完了したら、Adobe Target 接続の「Permissions」タブを開き、必要に応じてユーザーベースの権限を設定します
パーソナルアクセストークン(PAT)を生成する
LlamaIndex は、アカウントのメールアドレスとパーソナルアクセストークン(PAT)を使用して Connect AI に認証します。アクセス制御の粒度を維持するために、統合ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。
- Connect AI で、右上の歯車アイコンを選択して「Settings」を開きます
- 「Access Tokens」で、「Create PAT」を選択します
- トークンのわかりやすい名前を付けて、「Create」を選択します
- トークンをコピーして安全に保管してください。PAT は作成時にのみ表示されます
これで Adobe Target 接続の設定と PAT の生成が完了しました。LlamaIndex から CData MCP サーバーを通じて Adobe Target のデータ に接続する準備が整いました。
ステップ 2:LlamaIndex で MCP サーバーに接続する
続いて、LlamaIndex を CData Connect AI のリモート MCP サーバーに接続し、推論に OpenAI を使用していきましょう。MCP サーバーのエンドポイントと認証情報を
config.py ファイルで設定します。これらを設定することで、LlamaIndex の MCP ツールスペックが MCP サーバーツールを呼び出せるようになり、OpenAI が自然言語での推論を処理してくれます。
- LlamaIndex MCP プロジェクト用のフォルダを作成します
- フォルダ内に
とconfig.py
の2つの Python ファイルを作成しますllamaindex_agent.py
で、MCP サーバーの URL と、Base64 エンコードされた CData Connect AI のメールアドレスおよび PAT(前提条件で取得したもの)を定義します。config.pyclass Config: MCP_BASE_URL = "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp" # MCP Server の URL MCP_AUTH = "base64encoded(EMAIL:PAT)" # Base64 エンコードされた Connect AI の Email:PAT注:Base64 エンコードツールを使用して、MCP_AUTH の Base64 エンコード版を作成できます。
で、MCP ツールスペックと ReAct エージェントを設定します:llamaindex_agent.py""" LlamaIndex ReAct エージェントと CData Connect AI MCP サーバーを統合します。 このスクリプトは、MCP ツールを検出して LlamaIndex ツールとしてラップし、 OpenAI による推論で駆動されるエージェントループを実行します。 """ import asyncio from llama_index.tools.mcp import BasicMCPClient, McpToolSpec from llama_index.core.agent.workflow import ReActAgent from llama_index.llms.openai import OpenAI from config import Config async def main(): # Connect AI を指す MCP クライアントを初期化 mcp_client = BasicMCPClient( Config.MCP_BASE_URL, headers={"Authorization": f"Basic {Config.MCP_AUTH}"}, ) # MCP サーバーが公開するツール(getCatalogs、queryData など)を検出 tool_spec = McpToolSpec(client=mcp_client) tools = await tool_spec.to_tool_list_async() print("検出された MCP ツール:", [t.metadata.name for t in tools]) # ReAct ループを駆動する LLM を設定 llm = OpenAI( model="gpt-4o", temperature=0.2, api_key="YOUR_OPENAI_API_KEY", # https://platform.openai.com/ ) # MCP ツールを使用するエージェントを構築 agent = ReActAgent(tools=tools, llm=llm) user_prompt = "[rootadoname]1 で利用可能なテーブルはいくつありますか?" # 必要に応じて変更してください print(f" ユーザープロンプト: {user_prompt}") response = await agent.run(user_prompt) print("エージェントの最終応答:", response) if __name__ == "__main__": asyncio.run(main())
ステップ 3:LlamaIndex パッケージをインストールする
このワークフローでは LlamaIndex を CData Connect AI MCP サーバーおよび推論用の OpenAI と組み合わせて使用するため、必要な Python パッケージをインストールしていきましょう。
プロジェクトのターミナルで次のコマンドを実行してください。
pip install llama-index llama-index-tools-mcp llama-index-llms-openai
ステップ 4:LlamaIndex を使用して Adobe Target にプロンプトを送信する(MCP サーバー経由)
- インストールが完了したら、
を実行してスクリプトを実行しますpython llamaindex_agent.py - スクリプトは MCP サーバーに接続し、接続されたデータをクエリするために利用可能な CData Connect AI MCP ツールを検出します
- プロンプトを入力します(例:「Adobe Target で利用可能なテーブルはいくつありますか?」)
- エージェントは利用可能なツールをもとに推論し、Adobe Target に対して
を呼び出して、その結果を返しますqueryData
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