ThoughtSpot からJD Edwards に接続して、データを可視化する方法

赤塚誠二
赤塚誠二
パートナーサクセスエンジニア
CData Connect AI を使ってJD Edwards のリアルタイムデータに接続し、ThoughtSpot でカスタムレポートを作成します。

ThoughtSpot は、日本語にも対応しているGoogle のような直感的な検索機能と、AI による支援でSQL 無しでデータ分析ができるBI プラットフォームです。

ThoughtSpot ではSaaS などのデータが保存されたデータウェアハウスやデータベースに対して接続を行う構成が一般的ですが、CData Connect AI の連携により、データウェアハウスを介さずにSaaS との直接連携が可能になるため、ETLなどのパイプラインやデータ基盤を持たない企業でも素早くデータ活用が始められます。

Connect AI からJD Edwards への接続

CData Connect AI では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「JD Edwards」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、JD Edwards に接続します。

    ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。

    • URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
    • User:JD Edwards のユーザー名。
    • Password:JD Edwards のパスワード。
    • Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
    • Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
    • DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
    • Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。

    公開するデータの選択

    JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。

    • DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
    • SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。

    接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。

    コネクションを設定
  4. Create & Test をクリックします。
  5. 「Add JD Edwards Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

コネクションの設定が完了したら、ThoughtSpot からJD Edwards のデータへの接続準備は完了です。

JD Edwards のデータにリアルタイムでThoughtSpot からアクセス

それでは、前のステップで追加した接続設定を使ってThoughtSpot からJD Edwards への接続を作っていきます。設定内容の詳細については以下のリンクでも紹介していますので、つまづいた場合はぜひご利用ください。

Connect AI からThoughtSpot への接続方法

以下の項目を設定します。

  • ホスト:tds.cdata.com
  • ポート:14333
  • ユーザー:CData Connect のユーザー名を入力します。ユーザー名は、Connect AI の画面の右上に表示されています。例:[email protected]
  • パスワード:Settings のAccess Tokens ページで生成したPAT を入力します。
  • データベース:先ほど作成対したConnect AI データソースのコネクション名を入力します。例:JD Edwards1
ThoughtSpot で新しいデータソースを作成

接続設定が完了したら、分析したいテーブルを選択しましょう。テーブルを選択後、「接続を作成」をクリックします。

分析したいテーブルを選択

これで、ThoughtSpot からJD Edwards への接続を作成できました。完了すると、「接続」ページに作成した接続が表示されます。

接続ページに作成した接続の情報が表示されている

接続が追加できたら、右上の「Search Data」から自然言語で質問するだけで、AI がいい感じに可視化を作成してくれます。

Search Data から可視化を作成

任意:メタデータの取得に時間がかかるときの対処法

ThoughtSpot に登録した接続情報が多く、ThoughtSpot から CData Connect AI への接続時にメタデータの取得で時間がかかるときがあります。その場合、以下のようにCData Connect AI のVirtual Databases 機能を使って作成したテーブルをThoughtSpot からの接続時に指定することでパフォーマンスを改善できます。

Connect AI のVirtual Datasets 画面

Virtual Databases への接続情報は以下のスクリーンショット内のView Endpoints から確認できます。

データセット設定内のView Endpoints ボタン

ThoughtSpot からJD Edwards のデータにリアルタイム連携

これで、可視化の作成は完了です。あとは、JD Edwards から自在にデータを取得して、ThoughtSpot での可視化・分析・ダッシュボード構築に活用できます。

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