APOS Live Data Gateway でJD Edwards のデータのセマンティックレイヤービューを構築
APOS Live Data Gateway(LDG)は、SAP Analytics Cloud をはじめとするSAP ソリューションのリアルタイムデータ接続やデータソースオプションの拡張を実現する、データ連携およびデータ変換ソリューションです。CData コネクタと組み合わせると、ユーザーはリアルタイムJD Edwards のデータのセマンティックレイヤービューを構築し、リレーショナルデータベースを扱うのと同じようにJD Edwards のリアルタイム分析を行うことができます。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData コネクタは、リアルタイムJD Edwards のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。JD Edwards に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をJD Edwards に直接プッシュし、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。 組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってJD Edwards のデータを操作および分析できます。
コネクタファイルのダウンロードおよびインストール
APOS Live Data Gateway を経由してJD Edwards のデータにアクセスするには、APOS からコネクタファイルをダウンロードしてLive Data Gateway をホストするマシンにインストールする必要があります。APOS の担当者から必要なファイルが届きます。
- CData DLL ファイル(System.Data.CData.JDEdwards.dll)をAPOS Live Data Gateway のインストールディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files\Live Data Gateway\Admin\)にインストールします。
- CData JAR ファイル(cdata.jdbc.jdedwards.jar)をインストールディレクトリ(デフォルトではC:\Program Files\Live Data Gateway\Admin\ConnectionTest_lib\)のConnectionTest_lib フォルダにインストールします。
- CData JAR ファイル(cdata.jdbc.jdedwards.jar)をWeb UI インストールディレクトリ(例:C:\LDG_WebUI\lib\)のlib フォルダにインストールします。
JD Edwards 接続文字列の設定
APOS Live Data Gateway からJD Edwards への接続を確立する前に、JD Edwards のJDBC 接続文字列を構築する必要があります。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC 接続文字列作成の補助として、JD Edwards JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.jdedwards.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
接続文字列は以下のようになります。
jdbc:JDEdwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;
JD Edwards への接続とセマンティックレイヤービューの作成
コネクタファイルのインストールと接続文字列の設定が完了したら、Live Data Gateway Admin ツールでJD Edwards に接続し、Live Data Gateway Web UI でセマンティックレイヤービューを構築していきましょう。
JD Edwards への接続を構成
- APOS Live Data Gateway Manager にログインします。
- まだAPOS LDG のライセンスファイルを更新していない場合は、更新してください。
- 「File」->「Configurations」をクリックします。
- License の「...」メニューをクリックします。
- APOS チームで CData Connector ライセンスを含むライセンスファイルを選択します。
- APOS Live Data Gateway Manager で、「Add」をクリックします。
- APOS Live Data Gateway のConnection タブで、接続を設定します。
- Data Source を「Database」に設定します。
- Database を「CData Drivers」に設定します。
- Database CData Drivers を「JD Edwards」に設定します。
- Connection String を、以下の例のような先に構築した接続文字列に設定します。
jdbc:JDEdwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword; - Driver Class を「cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver」(デフォルト設定)に設定します。
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「Save」をクリックします。
- 接続に固有の接頭辞を付けます(例:"jdedwards")。
- 新しく作成した接続をハイライトし、「File」->「Approve Users For Web UI」をクリックします。
- ビューを作成する適切なDB ユーザーを承認し、「Save」をクリックします。
これで、Live Data Gateway Web UI でセマンティックレイヤービューを構築する準備が整いました。
セマンティックレイヤービューを作成
- ブラウザで、APOS Live Data Gateway Portal に移動します。
- Connection(例:"jdedwards")を選択します。
- User Name とPassword を、それぞれJD Edwards のUser プロパティとPassword プロパティに設定します。
- 「Login」をクリックします。
- 接続後、「Semantic Layer」をクリックし、新しいセマンティックレイヤービューを作成します。
- 「New Semantic Layer View」をクリックします。
- Semantic Layer View Prefix およびSemantic Layer View Name を設定します。
- 「Step 2」をクリックします。
- ビューに追加したいテーブルとカラムを選択します。
- 「Step 3」をクリックします。
- 利用可能なテーブルのカラムでMeasure を選択します。
- 「Step 5」をクリックします(「Extra Dimensions」ステップはスキップします)。
- 任意のVariable Prompt を追加します。
- 「Step 6」をクリックします。
- 任意のTable Join を定義します。
- 「Review」をクリックします。
- セマンティックレイヤービューを確認し、「Save」をクリックします。
セマンティックレイヤービューを作成できたので、APOS Live Data Gateway を経由してJD Edwards のデータにアクセスする準備が整い、SAP Analytics Cloud や他のSAP ソリューションからJD Edwards のデータへのリアルタイムデータ接続が可能になりました。
詳細と無料トライアル
APOS Live Data Gateway でリアルタイムJD Edwards のデータを扱うための詳細は、APOS Systems - APOS Solutions - Request Evaluation Software で評価用ソフトウェアをリクエストするか、[email protected] にメールでお問い合わせください。