CData Connect AI を使って Roo Code からリアルタイムの Sage 300 データにアクセス

Anusha M B
Anusha M B
Technical Marketing Engineer
CData Connect AI のリモート MCP サーバーを活用して、Roo Code エージェントからセキュアにSage 300 のデータにアクセスし、MCP 連携でアプリケーションを構築できるようにします。

Roo Code は、VS Code 内で動作するオープンソースの AI コーディングエージェントです。ファイルシステムへのアクセス、ターミナル制御、マルチステップワークフローなどの機能を備えています。Code、Architect、Orchestrator といった専門モードを通じて、プロジェクトワークスペース全体にわたって作業できます。ローカル開発用の VS Code 拡張機能として利用できるほか、Slack や GitHub と連携する Cloud Agents としても提供されています。Roo Code は MCP をネイティブにサポートしており、STDIO や Streamable HTTP を介して外部ツールやデータソースに接続できます。

デフォルトでは、Roo Code からライブのエンタープライズデータにアクセスすることはできません。CData Connect AI は、数百種類のデータソースを公開することでこのギャップを埋めます。接続すると、Roo Code は VS Code 内でリアルタイムのスキーマを参照し、クエリを検証し、実際のエンタープライズデータに基づいたコードを直接生成できるようになります。

ステップ 1:Roo Code 用の Sage 300 接続を設定

Roo Code から Sage 300 への接続は、CData Connect AI のリモート MCP サーバーによって実現されます。Roo Code からSage 300 のデータを操作するには、まず CData Connect AI で Sage 300 接続を作成・設定します。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
  2. Connect AI で接続を追加
  3. Add Connection パネルから Sage 300 を選択
  4. データソースの選択
  5. Sage 300 に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となります。

    • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
    • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
    • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

    Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

    Basic 認証を使用して接続する

    Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。本製品はクッキーを使用して、Sage 300 が開いたセッションを再利用します。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

    • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
    • User:アカウントのユーザー名に設定します。
    • Password:アカウントのパスワードに設定します。
    接続の設定(Salesforce の例)
  6. Save & Test をクリック
  7. Permissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を設定
  8. 権限の更新

パーソナルアクセストークンの取得

パーソナルアクセストークン(PAT)は、Roo Code から Connect AI への接続を認証するために使用されます。きめ細かいアクセス制御を維持するため、統合ごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコンをクリックして Settings を開く
  2. Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
  3. PAT にわかりやすい名前を入力し、Create をクリック
  4. 新しい PAT の作成
  5. 表示されたトークンをコピーして安全に保存してください。トークンは作成時にのみ表示されます

Sage 300 接続の設定と PAT の生成が完了したら、Roo Code から Connect AI 経由でSage 300 のデータに接続できます。

ステップ 2:Roo Code で Connect AI を設定

CData Connect AI は、Roo Code の MCP 設定パネルで MCP サーバーを直接登録することで統合できます。登録が完了すると、Roo Code エージェントは追加設定なしで MCP ツールを通じてリアルタイムのSage 300 のデータを呼び出せるようになります。

方法 1:MCP を直接設定

CData Connect AI MCP サーバーを Roo Code の MCP 設定に直接登録できます。登録が完了すると、どのプロジェクトのエージェントからでも、追加設定なしで MCP ツールを通じてリアルタイムのSage 300 のデータをクエリできます。

  1. Roo Code 拡張機能がインストールされた VS Code を開く
  2. アクティビティバーの Roo Code アイコン をクリック
  3. Settings に移動し、Roo Code ペインで MCP Servers を選択して Enable MCP Servers をオンにします。次に Edit Global MCP をクリックして MCP 設定ファイルを開きます Roo Code で MCP 設定を開く
  4. mcp_settings.json ファイルの mcpServers オブジェクト内に以下を追加します。base64encode の部分は、Base64 エンコードした email:PAT に置き換えてください
    {
        "mcpServers": {
            "cdata-mcp": {
                "type": "streamable-http",
                "url": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp",
                "headers": {
                    "Authorization": "Basic base64encode(USERNAME:PAT)"
                }
            }
        }
    }
            
    Roo Code で CData MCP サーバーを設定
  5. ファイルを保存して MCP サーバーを登録
  6. MCP Servers パネルに戻り、cdata-mcp がリストに表示され、トグルが有効になっていることを確認します。有効になっていない場合は、トグルをオンにしてください
  7. CData MCP サーバーがリストに表示されていることを確認

CData MCP サーバーの登録と有効化が完了すると、Roo Code エージェントは、どのプロジェクトからでも Connect AI を通じてリアルタイムのSage 300 のデータをクエリ・操作できるようになります。

Roo Code からリアルタイムのSage 300 のデータをクエリ

MCP サーバーの設定が完了したら、Roo Code のチャットパネルで会話を開始して、リアルタイムのSage 300 のデータを操作してみましょう。

  1. Roo Code のチャットを開き、データを探索するプロンプトを入力します。例:
    • List all available catalogs in my cdata-mcp connection.
    • Show the schemas and tables available for Sage 300.
    • Query the top 5 records from Sage 300 のデータ.
  2. エージェントが CData Connect AI MCP サーバーを呼び出し、Sage 300 のデータからリアルタイムの結果を返します
  3. Roo Code エージェントが CData Connect AI からリアルタイムデータを返す

方法 2:自然言語でアプリケーションを構築

自然言語プロンプトを使って、CData Connect AI MCP サーバーに接続するアプリケーションを Roo Code に構築させることもできます。エージェントが必要なエンドポイントや認証情報を対話的に収集し、リアルタイムのSage 300 のデータに接続する動作するアプリケーションを生成します。すべて VS Code 内の Roo Code チャットパネルから操作できます。

  1. VS Code で Roo Code パネルを開き、ドロップダウンから使用するモデルを選択
  2. 構築したいアプリケーションを記述するプロンプトを入力します。例:
    I would like to build a small application that connects to a remote MCP
    HTTPS server. I already have the MCP endpoint URL and the required
    credentials. The application should:
      - Establish a connection to the remote MCP server
      - Authenticate using the provided credentials
      - Retrieve and list all available catalogs from the MCP
    
    Please make sure the credentials are stored securely in a .env file
    and not hardcoded in the application.
            
  3. Roo Code が MCP エンドポイント URL と認証情報の入力を求めてきます。以下の値を入力してください:
    • MCP Endpoint URL: https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
    • Authorization: Basic base64(email:PAT)
  4. Roo Code がプロジェクトディレクトリを作成し、Node.js プロジェクトを初期化、必要なパッケージをインストールし、認証情報を .env ファイルに安全に保存します Roo Code エージェントが CData Connect AI に接続するアプリケーションを構築

これで、Roo Code が VS Code 内の自然言語プロンプトひとつで、CData Connect AI MCP サーバーと通信しリアルタイムのSage 300 のデータを取得するアプリケーションを構築できました。

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