Talkdesk のデータ 用のシンプルな VCL アプリケーションを構築

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData ODBC Driver for Talkdesk を使用して RAD Studio でTalkdesk のデータを表示するシンプルな VCL アプリケーションを構築する方法を説明します。



Embarcadero RAD Studio は、Delphi および C++Builder アプリケーション用の開発環境を提供します。CData ODBC Driver for Talkdesk を使用すると、RAD Studio 内からリアルタイムTalkdesk のデータにアクセスでき、データをテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとして抽象化してTalkdesk のデータの取得が可能です。この記事では、Talkdesk に接続し、フォームデザイナを使用してシンプルな VCL アプリケーションを作成する方法を説明します。

Talkdesk のデータ への接続を作成

まだ設定していない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して、ODBC DSN を作成・設定できます。

Talkdesk では OAuth 2.0 の Client Credentials グラントを使用します。ブラウザでの認可ステップやコールバック URL は必要ありません。

以下の接続プロパティを設定します。

  • AccountName:Talkdesk アカウントの名前。
  • Region:Talkdesk インスタンスがデプロイされているリージョン。指定できる値は US(デフォルト)、EU、CA、AU、UK、FedRamp です。
  • OAuthClientId:カスタム OAuth アプリケーションの登録時に割り当てられた Client Id。
  • OAuthClientSecret:カスタム OAuth アプリケーションに割り当てられた Client Secret。

カスタム OAuth アプリケーションの作成

  1. Talkdesk アカウントにログインし、ナビゲーションメニューから OAuth Clients を選択します。
  2. Create OAuth Client をクリックし、クライアントにわかりやすい名前を付けます。
  3. Grant Type を Client Credentials に設定します。
  4. Add scopes をクリックし、アクセスしたいデータに応じたスコープを選択します。
  5. Create をクリックし、Client Id と Client Secret をコピーします。

接続時、ドライバーは Talkdesk にアクセストークンを自動でリクエストしてキャッシュし、有効期限が切れると更新します。アプリケーションで選択したスコープが、クエリ予定のビューに対応していることを確認してください。対応していない場合、トークンのリクエストが失敗することがあります。

次に、以下の手順で Data Explorer を使用してTalkdesk のデータへの FireDAC 接続を作成します。

  1. 新しい VCL フォームアプリケーションで、Data Explorer の FireDAC ノードを展開します。
  2. Data Explorer で ODBC Data Source ノードを右クリックします。
  3. [新しい接続の追加] をクリックします。
  4. 接続の名前を入力します。
  5. 表示される FireDAC Connection Editor で、DataSource プロパティに Talkdesk 用 ODBC DSN の名前を設定します。
ODBC データソースへの FireDAC 接続(Salesforce の例)

Talkdesk のデータ に接続する VCL アプリケーションを作成

以下の手順に従って、クエリ結果をグリッドに表示するシンプルな VCL アプリケーションからTalkdesk のデータへのクエリ実行を開始します。

  1. TFDConnection コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • ConnectionDefName:Talkdesk のデータへの FireDAC 接続を選択します。
    • Connected: メニューから True を選択し、表示されるダイアログで資格情報を入力します。
  2. TFDQuery コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • Connection: まだ指定されていない場合は、このプロパティを TFDConnection コンポーネントに設定します。
    • SQL: SQL プロパティのボタンをクリックしてクエリを入力します。例:

      
      SELECT Id, Name FROM Users WHERE Active = 'true'
      
    • Active: このプロパティを true に設定します。
  3. TDataSource コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • DataSet: このプロパティのメニューで、TFDQuery コンポーネントの名前を選択します。
  4. TDBGrid コントロールをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • DataSource: TDataSource の名前を選択します。
  5. TFDGUIxWaitCursor をフォームにドロップします。これはランタイムエラーを回避するために必要です。
編集可能なグリッドをデータソースにデータバインドするための FireDAC コンポーネント(Salesforce の例)

これで、TFDQuery オブジェクトに設定された SQL クエリの結果を表示する実行可能なアプリケーションが完成しました。

フォームに表示されたデータ(Salesforce の例)

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