MotionBoard からAnaplan のデータに連携してダッシュボードを作成

桑島義行
桑島義行
テクニカルディレクター
国産BI のMotionBoard からCData Connect AI を使ってAnaplan のデータにリアルタイム連携するレポートを作成。

MotionBoard は、ウイングアーク1st 社が提供する人気のBI ダッシュボードツールです。この記事ではMotionBoard で、Anaplan のデータをCData Connect を通じてシームレスに統合利用する方法を説明します。

CData Connect AI は、SaaS 型のデータ仮想化プラットフォームです。Salesforce、Dynamics、Zoho CRM、NetSuite、Marketo、kintone など150以上の多様なSaaS にBI ツール、アナリティクス、iPaaS、ノーコード開発プラットフォームからアクセスするための仮想エンドポイントを提供します。連携方法が異なるSaaS をSQL Server 、SQL Server、OData の3種類のインターフェースに仮想化することで、データ連携をシンプルに実現します。

この記事では、Anaplan のデータを仮想SQL Server エンドポイントして利用してMotionBoard からデータを取得、可視化します。

Connect AI からAnaplan に接続する

CData Connect AI では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
  2. コネクションの作成
  3. Add Connection パネルから「Anaplan」を選択します。
  4. データソースの選択
  5. 必要な認証プロパティを入力し、Anaplan に接続します。

    Anaplan への認証

    ドライバーはBasic、証明書、またはOAuth による認証をサポートしています。いずれの場合も、Region をAnaplan アカウントデータがホストされているリージョン(例:US1、これがデフォルト)に設定してください。

    Basic 認証の使用

    AuthScheme をBasic に設定し、Anaplan のUser とPassword を入力します。ワークスペースがシングルサインオン(SSO)を使用している場合は、Basic 認証を使用するために Exception User として割り当てられている必要があります。

    証明書認証の使用

    AuthScheme をCertificate に設定し、Certificate、CertificateType、PrivateKey プロパティを入力します(どちらかが暗号化されている場合はCertificatePassword / PrivateKeyPassword も設定してください)。証明書は、Anaplan テナント管理者に登録されたCA 発行のX.509 証明書である必要があります。

    OAuth 認証の使用

    Anaplan でカスタムOAuth アプリケーションを登録し、以下のプロパティを設定します:

    • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
    • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
    • CallbackURL:アプリケーションの登録時に定義したリダイレクトURI。
    • InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定すると、ドライバーがOAuth トークンの交換と更新を自動的に管理します。

    カスタムOAuth アプリの作成方法とOAuth の使用方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章を参照してください。

    コネクションの設定
  6. Create & Test をクリックします。

パーソナルアクセストークンの追加

MotionBoard への接続には、パスワードの代わりとしてパーソナルアクセストークンを利用します。セキュアなアクセス管理を実現するには、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコンをクリックします。
  2. Settings ページで「Access Tokens」タブに移動し、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。
  4. 新しいPAT を作成
  5. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、コピーして安全に保存してください。

MotionBoard からAnaplan のデータに接続してダッシュボードを作成

MotionBoardの「システム設定 → 接続/認証 → 外部接続」から新しい外部接続を作成します。接続先タイプはSQL Server を選択します。

  • 外部接続名:任意(例:CDataConnect)
  • 接続先タイプ:SQL Server
  • 中継サービス:使用しない

外部接続の基本情報タブにて以下内容をセットします。

  • 外部接続名:任意(例:CDataConnect)
  • 接続先タイプ:SQL Server
  • 接続先タイプ:SQL Server 4.0(JDBC)
  • 中継サービス:使用しない
  • サーバー名:tds.cdata.com
  • ポート : 14333
  • データベース名 : 先ほどConnect AI で作成した接続先データソース名(例:Anaplan1)
  • ユーザー名 : Connect AI のユーザー名(メールアドレス)
  • パスワード : パーソナルアクセストークン
基本情報エリアの最下部に「接続確認」ボタンをクリックして外部接続の確認が取れることを確認します。

「データソース」タブを開き、Anaplan 内のテーブルが一覧に表示されることを確認できます。ここまで確認できたら「保存」ボタンで外部接続定義を保存して閉じます。

「ボード新規作成」から新しいボードを作成します。

アイテムウィザードのDS1の接続先に上記の外部接続定義で作成した接続(本例では Cdata Connect)を選択します。次に、左側のデータベースにAnaplan のテーブルリストが表示されますので、使用するテーブルを選択します。右側にDealsテーブル内のデータがプレビューされます。

ウィザードを次に進み、作成するアイテムにチャートを選択して、「次へ」をクリックします。データソース エディタが起動します。左側の項目一覧から可視化したい項目を行項目・列項目・集計項目にセットします。もうRDB やCSV などのデータソースを扱う場合と同じ操作でビジュアライズを作成できます。あとは、おすすめチャートから適切なチャート種類を選択します。

まとめ

このように、CData Connect AI を経由することで、API 側の複雑な仕様を意識せずにMotionBoard でデータを可視化できます。他にも多くのデータソースに対応するCData Connect AI の詳細をこちらからご確認ください。

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