OData SDK for PHP を使ってDynamics NAV のデータを取得

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Connect AI を使えば、OData を使ってDynamics NAV のデータにアクセスできます。CData Connect AI とOData PHP SDK を利用することで、Dynamics NAV のエンティティをPHP で取得して、オブジェクトとしてモデル化できます。

CData Connect AI はDynamics NAV のデータをWeb サービスとして公開します。 この記事の手順を実行することで、Dynamics NAV のデータをPHP オブジェクトとして扱うことができるようになります。

CData Connect AI はDynamics NAV のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、ODataPHP SDK からDynamics NAV のデータへのリアルタイム連携を実現します。

Connect AI を構成

ODataPHP SDK でDynamics NAV のデータを操作するには、Connect AI からDynamics NAV に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してDynamics NAV のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。

Dynamics NAV に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

(オプション)新しいConnect AI ユーザーの追加

必要であれば、Connect AI 経由でDynamics NAV に接続するユーザーを作成します。

  1. 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
  2. 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。 新しいユーザーを招待
  3. 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。 Connect AI ユーザー

パーソナルアクセストークンの追加

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
  2. 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 Creating a new PAT
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

Connect AI からDynamics NAV に接続

CData Connect AI では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。

  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「Dynamics NAV」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Dynamics NAV に接続します。

    Dynamics NAV 接続プロパティの取得・設定方法

    Dynamics NAV に接続する前に、サーバーでOData サービスを有効にしておく必要があります。OData サービスを有効にすると、CData 製品はサーバーで発行されるあらゆるサービスにクエリできるようになります。Url を有効なDynamics NAV サーバー組織のルート(例:http://MyServer:7048)およびServerInstance(例:DynamicsNAV71)に設定します。 もしサーバーにService Default Company がない場合は、Company(例:'CRONUS Canada, Inc.')も設定する必要があります。 マルチテナントインストールでは、Tenant にテナントId(例:'Cronus1')を指定します。

    認証するには、User およびPassword プロパティを設定して、Dynamics NAV ログインクレデンシャルまたはWindows ユーザークレデンシャルを有効にします。 AuthScheme で適切な認証メソッドを選択します。

    接続の設定(Salesforce の表示)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. 「Add Dynamics NAV Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

Connect AI にDynamics NAV OData エンドポイントを追加する

Dynamics NAV に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

  1. OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
  2. Dynamics NAV 接続(例:DynamicsNAV1)を選択し、Next をクリックします。
  3. 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。 テーブルを選択(Salesforce の例)

コネクションとOData エンドポイントを設定したら、ODataPHP SDK からDynamics NAV のデータに接続できます。

  1. まずは、ODataPHP SDK を使用してCData Connect AI が公開したWeb サービスに接続するプロキシクラスを作成します。

    URI 部分を書き換えて、次のようなコマンドを実行してください。

    
    php C:\PHPLib\ODataphp\PHPDataSvcUtil.php /uri=https://your-server:8032/api.rsc/@your-personal-access-token/ /out=C:\PHPLib\ODataphp\DynamicsNAVEntities.php
    	    

    このコマンドは、OData エンドポイントが返すメタデータからクラスを定義して、指定したフォルダにクラスの定義を出力します。

    CData Connect AI およびOData SDK for PHP は、どちらもフォームとWindows 認証をサポートします。CData Connect AI はOData エンドポイントへのアクセスが認可されたユーザーの認証に、パーソナルアクセストークンを使用します。パーソナルアクセストークンはHTTP Basic 認証の際に渡したり、OData URL に付加することで使用できます。

    認証済みのユーザーは、CData Connect AI の管理コンソールのUsers セクションで設定できます。

  2. これで、PHP のオブジェクト指向インターフェースを使ってDynamics NAV のデータにアクセスできます。以下のコードはCustomer テーブルのレコードを作成してリアルタイムデータを取得し、新しく作成したレコードを表示します。

    
    require_once 'DynamicsNAVEntities.php';
    try{
      $svc = new CDataAPI();
      $customer = new Customer();
      $customer->Name = 'Bob';
      $svc->AddToCustomer($customer);
      $svc->SetSaveChangesOptions(SaveChangesOptions::None);
      $svc->SaveChanges();
      $response = $svc->customer()->Execute();
      foreach($response->Result as $customer)
        echo $customer->Name."
    "; } catch (Exception $e) { //CData Connect AI からのエラーをキャッチ echo $e->getError(), "\n"; }

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