CData Connect AI を使って Windsurf IDE からリアルタイム Dynamics NAV データにアクセス
Windsurf は、プロジェクトのコンテキストを理解し、エディタ内で複雑なタスクを自律的に実行するコーディングエージェント Cascade を中心に設計された AI ネイティブ IDE です。Cascade は MCP(Model Context Protocol) をサポートしており、エージェントが開発環境から離れることなく外部ツールやデータソースを検出し、呼び出すことができます。
Windsurf を CData Connect AI の組み込み MCP サーバー と連携することで、Cascade エージェントはガバナンスの効いたリアルタイムDynamics NAV のデータに IDE 内からアクセスできるようになります。これにより、開発者は自然言語プロンプトを使って、Windsurf から直接カタログの一覧表示、スキーマの確認、Dynamics NAV のデータレコードのクエリが行えます。
この記事では、Connect AI での Dynamics NAV 接続の設定、必要な Personal Access Token の生成、Windsurf への Connect AI MCP Server の設定、そして Cascade チャットからリアルタイムDynamics NAV のデータをクエリして連携を確認する方法について説明します。
ステップ 1:Windsurf 用の Dynamics NAV 接続を設定
Windsurf から Dynamics NAV への接続は、CData Connect AI のリモート MCP サーバーによって実現されます。Windsurf からDynamics NAV のデータを操作するには、まず CData Connect AI で Dynamics NAV 接続を作成・設定します。
- Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
- Add Connection パネルから Dynamics NAV を選択
-
Dynamics NAV に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
Dynamics NAV 接続プロパティの取得・設定方法
Dynamics NAV に接続する前に、サーバーでOData サービスを有効にしておく必要があります。OData サービスを有効にすると、CData 製品はサーバーで発行されるあらゆるサービスにクエリできるようになります。Url を有効なDynamics NAV サーバー組織のルート(例:http://MyServer:7048)およびServerInstance(例:DynamicsNAV71)に設定します。 もしサーバーにService Default Company がない場合は、Company(例:'CRONUS Canada, Inc.')も設定する必要があります。 マルチテナントインストールでは、Tenant にテナントId(例:'Cronus1')を指定します。
認証するには、User およびPassword プロパティを設定して、Dynamics NAV ログインクレデンシャルまたはWindows ユーザークレデンシャルを有効にします。 AuthScheme で適切な認証メソッドを選択します。
- Save & Test をクリック
- Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
Personal Access Token を追加
Personal Access Token(PAT)は、Windsurf から Connect AI への接続を認証するために使用されます。きめ細かいアクセス制御を維持するため、連携ごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
- Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
- PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
- Personal Access Token は作成時にのみ表示されるので、必ずコピーして安全な場所に保存してください
Dynamics NAV 接続の設定と PAT の生成が完了したら、Windsurf から Connect AI 経由でDynamics NAV のデータに接続できます。
ステップ 2:Windsurf で Connect AI MCP を設定
次に、Cascade エージェントが Connect AI を通じてリアルタイムデータツールを検出・呼び出せるよう、Windsurf に Connect AI リモート MCP サーバーを設定します。
- Windsurf IDE をダウンロードしてインストール
-
Windsurf を開き、右上のプロフィールアイコンをクリックして Windsurf Settings を選択
-
Cascade セクションで MCP Servers を見つけ、Open MCP Registry をクリック
-
MCP Marketplace で右上の Add custom MCP をクリック
-
この操作で mcp_config.json ファイルが開きます。以下の JSON を貼り付けてください:
{ "mcpServers": { "cdata-mcp": { "serverUrl": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp", "headers": { "Authorization": "Basic your_base64_encoded_email_PAT", "Content-Type": "application/json" } } } }注意:Windsurf は Connect AI に対して Basic 認証を使用します。Connect AI のユーザーメールアドレスと先ほど作成した PAT を email:PAT の形式で連結し、その文字列を Base64 エンコードして Basic を先頭に付けてください。例えば [email protected]:ABC123...XYZ789 の場合、Authorization ヘッダーの値は Basic dXNlckBkb21haW4uY29tOkFCQzEyMy4uLlhZWjc4OQ== のようになります。
- mcp_config.json ファイルを保存し、MCP Registry に戻る
-
Installed の下に cdata-mcp が表示され、Enabled とマークされていることを確認
MCP サーバーの登録と有効化が完了したら、Windsurf から Connect AI を通じてリアルタイムのDynamics NAV のデータをクエリする準備が整いました。
ステップ 3:Windsurf からリアルタイムのDynamics NAV のデータをクエリ
連携が完了したら、Windsurf の Cascade チャットパネルを使って自然言語プロンプトでリアルタイムのDynamics NAV のデータを操作できます。
- Windsurf の上部バーで Editor から Agent に切り替えて新しい Cascade チャットを開く
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チャットパネルの下部で cdata-mcp サーバーが表示され、トグルが有効になっていることを確認
-
以下のようなプロンプトを入力してエージェントとのやり取りを開始:
- cdata-mcp 接続内のすべてのカタログを一覧表示して
- Dynamics NAV で利用可能なスキーマとテーブルを表示して
- Dynamics NAV のデータ のテーブルからトップ 5 件のレコードをクエリして
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Cascade エージェントが Connect AI MCP Server を呼び出し、リアルタイムのDynamics NAV のデータを返します
これで、Windsurf IDE が Connect AI MCP Server と通信し、エディタから直接リモート MCP を通じてリアルタイムのDynamics NAV のデータを取得できるようになりました。
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