SAS Viya で JD Edwards のリアルタイムデータを分析
SAS Viya は、データ管理、機械学習、分析を強化し、効率的な意思決定とインサイトの創出を促進する分析プラットフォームです。CData Connect AI と組み合わせることで、クラウド間でリアルタイムにJD Edwards のデータにアクセスし、予測モデルの構築やデータドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。この記事では、SAS Viya クラウドプラットフォームから Connect AI に接続し、セルフサービス AI と分析のデプロイメントにJD Edwards のデータを統合する方法をご紹介します。
CData Connect AI は、JD Edwards 向けに純粋な SQL インターフェースをクラウド間で提供します。これにより、データをレプリケーションすることなく、SAS Viya でJD Edwards のデータに簡単に接続できます。Connect AI は SAS Viya からは SQL Server データベースとまったく同じように見え、フィルタや JOIN などの SQL 操作をJD Edwardsに直接プッシュする最適化されたデータ処理により、サーバーサイド処理を活用してJD Edwards のデータをすばやく取得します。
JD Edwards への接続を設定(SAS Viya 向け)
SAS Viya から JD Edwards への接続は、CData Connect AI を介して行います。それでは、JD Edwards のデータを SAS Viya から利用できるようにするため、JD Edwards への接続を作成していきましょう。
- Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
- 接続を追加パネルから「JD Edwards」を選択
-
JD Edwards に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
- 「Save & Test」をクリック
-
JD Edwards 接続の追加ページで「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。
パーソナルアクセストークンを追加
REST API、OData API、または仮想 SQL Server を通じて Connect AI に接続する場合は、パーソナルアクセストークン(PAT)を使用して認証を行います。アクセス管理を細かく制御するため、サービスごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
- 設定ページで「Access Tokens」セクションに移動し、「 Create PAT」をクリックします。
-
PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されます。必ずコピーして、今後の利用のために安全に保管してください。
接続の設定と PAT の生成が完了したら、SAS Viya からJD Edwards のデータに接続する準備は完了です。
SAS Viya から CData Connect AI に接続
以下の手順で、CData Connect AI で確立した接続を使用して JD Edwards から SAS Viya にデータを読み込む方法を説明します。
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CData Connect AI JDBC ドライバーをダウンロードしてインストールします。
- CData Connect AI の Integrations ページを開きます。
- JDBC を検索して選択します。
- セットアップファイルをダウンロードして実行します。
- インストールが完了すると、JAR ファイルはインストールディレクトリ(lib フォルダ内)に配置されます。
- SAS Viya にログインし、左上の Applications Menu に移動します。
- Analytics Life Cycle トピックから Develop Code and Flows を選択します。
- Explorer タブに移動し、左パネルの SAS Server をクリックします。
- 以下の手順で CData Connect JDBC ドライバーの JAR ファイルをアップロードします。
- 「Home」ディレクトリを右クリックします。
- Upload files をクリックします。
- 指定された場所に JAR ファイルを配置し、ファイルパスをメモします。
- 完了したら、Libraries タブに移動し、CData Connect JDBC 用の Create a new library connection(以下に示すように左上隅)をクリックします。
- ライブラリ接続設定を入力します。
- Connection name: 接続の名前を入力
- Library name (libref): ライブラリの参照名を入力
- Library type: 「SAS/ACCESS to JDBC」を選択
- Properties タブをクリックし、Library attributes を READONLY に設定します。
- 「Connection Options」タブをクリックし、以下の詳細を入力します。
- Hive JDBC driver's class name: cdata.jdbc.connect.ConnectDriver
- Java CLASSPATH: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力(手順 5 を参照)
- Test connection をクリックします。成功したら、Save and connect をクリックします。
- をクリックして新しいタブを追加し、SAS program を選択します。
- 以下のコードブロックに設定パラメータを入力します。
- Libref: 手順 9 で定義したライブラリ参照名を入力
- ClassPath: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力
- Username: CData Connect のユーザー名を入力。CData Connect インターフェースの右上に表示されています(例: [email protected])
- DefaultCatalog: クエリを実行したい CData Connect AI で設定した接続を入力
- Password: 「パーソナルアクセストークンを追加」セクションで生成した PAT を入力
libname [Libref] JDBC classpath=[ClassPath] class="cdata.jdbc.connect.ConnectDriver" URL="jdbc:Connect:AuthScheme=Basic;User=[Username];DefaultCatalog=[DefaultCatalog];DefaultSchema=dbo;Password=[PAT]"; proc sql; SELECT * FROM [Libref].MyTable; quit; - Run をクリックします。CData Connect AI から SAS Viya にデータが読み込まれるのを確認できます。
クラウドアプリケーションから JD Edwards へのリアルタイムアクセス
これで、SAS Viya からJD Edwards のデータへのダイレクトなクラウド間接続が完成しました。データをレプリケーションすることなく、予測モデルの構築、データドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。
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