国産BI ツールのActionista! からJD Edwards に直接連携してビジュアライズ
CData Driver for JDEdwards を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からJD Edwards のデータをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for JDEdwards をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。
Actionista! からJD Edwards のデータへの連携を設定
CData JDBC Driver for JDEdwards をActionista! に配置
- CData JDBC Driver for JDEdwards をActionista! と同じマシンにインストールします。
-
次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JDEdwards 2019J\lib\cdata.jdbc.jdedwards.jar
Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc - 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するJD Edwards のドライバークラスなどを以下のように指定します:
# JDEdwards
loader.jdbc.displayName.JDEdwards = JDEdwards
loader.jdbc.initJdbcUrl.JDEdwards = jdbc:jdedwards:
loader.jdbc.url.JDEdwards = jdbc:jdedwards:
loader.jdbc.driver.JDEdwards = cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver
loader.jdbc.dbmsInfo.JDEdwards = cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver
JD Edwards のデータをActionista! のキューブに取り込み
Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、JD Edwards のデータをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。
- Actionista! にログインします。
- 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
- CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
- 設定情報にJD Edwards への接続に必要なプロパティを入れます:
- RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
- 接続URL:JD Edwards に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword; - ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
- パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
- 「接続」ボタンを押してJD Edwards に接続します。
- JD Edwards への接続が完了すると、JDBC Driver がJD Edwards のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
- 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、JD Edwards のデータのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
- データマネージャー画面でJD Edwards のデータを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。
Actionista! 上にJD Edwards のデータのダッシュボードを作成する
それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。
- 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
- 先ほど作成したJD Edwards のデータのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
- 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、JD Edwards キューブから表示させる項目を選択します。
- そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
CData JDBC Driver for JDEdwards をActionista! で使うことで、ノーコードでJD Edwards のデータをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。