JasperReports Server で JD Edwards のレポートを作成
CData JDBC Driver for JD Edwards を使用すると、企業全体で JD Edwards のデータ へのアクセスを提供できます。この記事では、JasperReports Server にドライバーをデプロイし、JD Edwards のデータ のビジネスビューであるレポートドメインに基づいたシンプルなレポートを作成する方法を説明します。
ドライバー JAR のデプロイ
以下の手順に従って、JasperReports Server にドライバー JAR をデプロイします。この手順は JD Edwards と JasperReports Server にバンドルされている Tomcat サーバーに固有のものです。Tomcat ではなく JBoss AS 7 を使用している場合は、標準的なプロセスに従って JBoss への JD Edwards JDBC Driver のデプロイを行ってください。
- インストールディレクトリの lib サブフォルダにあるドライバー JAR と .lic ファイルを、JasperReports Server インストールディレクトリ内の apache-tomcat フォルダの lib サブフォルダにコピーします。
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apache-tomcat -> webapps -> jasperserver-pro -> META-INF に移動し、以下のリソースエントリを context.xml ファイルに追加します。
<Resource name="jdbc/jdedwards" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverClassName="cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver" url="jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;" maxActive="20" maxIdle="10" maxWait="-1" factory="com.jaspersoft.jasperserver.tomcat.jndi.JSCommonsBasicDataSourceFactory"/>JDBC URL(url 属性)に必要な接続プロパティを指定します。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築には、JD Edwards JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.jdedwards.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を設定する際に、Max Rows 接続プロパティを設定することもできます。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションを設計する際のパフォーマンス向上に役立ちます。
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jasperserver-pro -> WEB-INF に移動し、以下の参照を web.xml ファイルに追加します。
JD Edwards のデータ JSP jdbc/jdedwards javax.sql.DataSource Container - サーバーを再起動します。
JD Edwards JDBC データソースの作成
以下の手順に従って、JD Edwards JDBC Driver を JDBC データソースにマッピングします。
- JasperReports Server にログインし、Create -> Data Source をクリックします。
- Type メニューで、JNDI Data Source を選択します。
- Service Name ボックスに、web.xml ファイルのリソース定義で指定した JNDI ルックアップを入力します。この例では、ルックアップは「jdbc/jdedwards」です。
- Save をクリックしてデータソースを作成します。
ドメインの作成
ドメインは、レポート作成者に関連するビジネスビューを提供するメタデータおよびアクセス制御レイヤーです。以下の手順に従って、JD Edwards のカラムを選択し、フィルタを適用し、SQL を実行してドメインを作成します。
- Create -> Domain をクリックします。ドメインの ID を入力し、保存場所を選択します。
- Data Source セクションで Browse をクリックし、作成した JD Edwards データソースを選択します。
- Domain Design セクションで、Create with Domain Designer をクリックします。
- テーブルが含まれるスキーマを選択します。
- Tables タブで、Data Source ペインからテーブルを選択し、矢印をクリックして Selected Tables ペインに追加します。
- Derived Tables タブでは、SQL クエリに基づいてドメインを定義できます。例えば、
SELECT DocumentNumber, Amount FROM AccountsPayable.AccountLedger WHERE BusinessUnit = '100'
- Joins タブでは、結合条件を構築するカラムを選択し、結合タイプを選択することでテーブルを結合できます。
- Pre-Filters タブでは、カラムをドラッグ&ドロップして、ドメインを通じて公開されるデータをフィルタする検索条件を定義します。
- Display タブで、ユーザーに提示されるデータセットに JD Edwards データを選択します。
- OK をクリックして変更を確定し、Submit をクリックしてドメインを作成します。
リアルタイムでデータを探索
ドメインを作成したら、データに接続する準備が整います。以下の手順に従って、Ad Hoc Editor で Ad Hoc ビューを作成します。
- Create -> Ad Hoc View をクリックします。
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表示されるダイアログで、作成した JD Edwards ドメインを選択します。
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Choose Data ページで、ビューで使用するカラムを選択します。Pre-Filters セクションでは、選択したフィールドに基づいてフィルタを作成できます。Display セクションでは、ドメインで表示されるカラム情報を変更できます。
- ウィザードが完了したら、ビュータイプを選択し、ビューにカラムを追加します。JasperSoft はドライバーのメタデータを使用して、データ型に基づいて利用可能なディメンションとメジャーを検出します。ディメンションとメジャーを Columns ボックスと Rows ボックスにドラッグします。メジャーを右クリックして集計計算を変更できます。Filters セクションで Columns スライダーを目的のデータレベルにドラッグします。
- ビューの設計中にデータの更新にアクセスするには、設計モードのツールバーでメニュー選択を Sample Data から Full Data に変更します。変更を行うと、JasperSoft Server はドライバーに対して基になる SQL クエリを実行します。
- ビューを保存します。
リアルタイムレポートの作成
これで、JasperSoft Server でホストされるレポートを作成できます。Ad Hoc Editor から作成するには、Save Ad Hoc View をクリックし、Create Report をクリックします。