Denodo Platform で JD Edwards のデータ に接続
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを統合的に扱うことができるデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for JD Edwards と組み合わせることで、Denodo ユーザーは他のエンタープライズデータソースと並んでライブ JD Edwards のデータ を扱うことができます。本記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator で JD Edwards 用の仮想データソースを作成する方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、ライブ JD Edwards のデータ とのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを提供します。JD Edwards に対して複雑な SQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルターや集計などのサポートされている SQL 操作を直接 JD Edwards にプッシュし、内蔵の SQL エンジンを使用してサポートされていない操作(主に SQL 関数や JOIN 操作)をクライアントサイドで処理します。また、動的メタデータクエリ機能を内蔵しているため、ネイティブデータ型を使用して JD Edwards のデータ を操作・分析できます。
JD Edwards 仮想ポートの作成
Denodo からライブ JD Edwards のデータ に接続するには、JDBC Driver の JAR ファイルを Denodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administrator ツールで新しい JDBC データソースを作成します。
- CData JDBC Driver for JD Edwards インストーラーをダウンロードし、パッケージを解凍して JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
- インストール先(通常は C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JD Edwards\lib\)から JAR ファイル(およびライセンスファイルが存在する場合はそれも)を Denodo 外部ライブラリディレクトリ(C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-jdedwards-19)にコピーします。
- Denodo Virtual DataPort Administrator ツールを開き、Server Explorer タブに移動します。
- "admin" を右クリックし、New -> Data source -> JDBC を選択します。
- JDBC 接続を設定します:
- Name: 任意の名前(例: jdedwards)
- Database adapter: Generic
- Driver class path: C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-jdedwards-19
- Driver class: cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver
Database URI: 必要な接続プロパティを使用して JDBC URL を設定します。例:
jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;
Database URI の作成方法は以下のとおりです:
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築には、JD Edwards JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行してください。
java -jar cdata.jdbc.jdedwards.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
- "Test connection" ボタンをクリックして設定を確認し、Save をクリックします。
VirtualPort Administrator ツールで JD Edwards のデータ を表示
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用する JD Edwards のデータ のベースビューを作成できます。
- 新しく作成した VirtualPort (admin.JDEdwards) で "Create base view" ボタンをクリックします。
- オブジェクトツリーを展開し、インポートするオブジェクト(テーブル)を選択します。
- "Create selected" ボタンをクリックして、JD Edwards のデータ のビューを作成します。
オプション: "Create associations from foreign keys" をクリックして、オブジェクト間のリレーションシップを定義できます。 - ビューが作成されたら、Server Explorer で対象テーブル(cdata_jdedwards_accountspayable.accountledger)に移動し、選択したテーブルをダブルクリックします。
- 新しいタブで "Execution panel" をクリックしてクエリパネルを開きます。
- "Execute" タブでクエリをカスタマイズするか、デフォルトのクエリを使用します:
SELECT * FROM cdata_jdedwards_accountspayable.accountledger CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
- Execute をクリックしてデータを表示します。
ベースビューの作成後は、Denodo Platform の他のデータソースと同様にライブ JD Edwards のデータ を扱うことができます。たとえば、Denodo Data Catalog で JD Edwards をクエリできます。
CData JDBC Driver for JD Edwards の 30日間無料トライアルをダウンロードして、Denodo Platform でライブ JD Edwards のデータ の活用を始めましょう。ご不明な点がございましたら、サポートチーム までお問い合わせください。