SAP Analytics Cloud でSage 300 のデータを分析
SAP Analytics Cloud は、クラウドベースのビジネスインテリジェンスプラットフォームです。CData Connect AI は、Sage 300 へのリアルタイム接続を作成し、Sage 300 のOData API(Analytics Cloud でネイティブにサポート)を生成するために使用できます。SAP Analytics Cloud をCData Connect AI と組み合わせることで、すべてのSaaS およびクラウドベースのビッグデータとNoSQL ソースへの、データを移行したり統合したりする必要のないクラウド間接続が可能になります。ほかのOData サービスと同様に、Connect AI に接続するだけで、すべてのデータに瞬時にリアルタイムアクセスできます。
この記事では、SAP Analytics Cloud からCData Connect AI 経由でSage 300 に接続し、モデルと簡単なダッシュボードを作成する手順を説明します。
Connect AI を構成する
SAP Analytics Cloud でSage 300 のデータをリアルタイムで操作するには、Connect AI からSage 300 に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してSage 300 のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Sage 300 に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
(オプション)新しいConnect AI ユーザーの追加
必要であれば、Connect AI 経由でSage 300 に接続するユーザーを作成します。
- ユーザーページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send to invite the user をクリックします。
- ユーザーページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect AI からSage 300 に接続
CData Connect AI では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルから「Sage 300」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Sage 300 に接続します。
Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となります。
- Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
- /Online/Web と/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
- ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。
Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。
Basic 認証を使用して接続する
Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。本製品はクッキーを使用して、Sage 300 が開いたセッションを再利用します。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。
- Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
- User:アカウントのユーザー名に設定します。
- Password:アカウントのパスワードに設定します。
- Create & Test をクリックします。
- Edit Sage 300 Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect AI にSage 300 OData エンドポイントを追加する
Sage 300 に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add to create new OData endpoints をクリックします。
- Sage 300 接続(例:Sage3001)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、Confirm をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、SAP Analytics Cloud からSage 300 のデータに接続できます。
SAP Analytics Cloud でSage 300 のデータのモデルを作成する
Sage 300 への接続が設定されてOData エンドポイントが作成されると、SAP Analytics Cloud でSage 300 のデータのモデルを作成できるようになります。
- Analytics Cloud インスタンスにログインし、メニューから「Create」->「Model」と進みます。
- 「Get data from a datasource」から「OData Services」を選択します。
- Connect AI OData への既存の接続を選択、または新しい接続を作成します。
- 「Connection Name」を設定します。
- 「Data Service URL」をOData API のBase URL(https://cloud.cdata.com/api/odata/service)に設定します。
- 「Authentication Type」をBasic Authentication に設定します。
- User Name をCData Connect AI のユーザー名(例:[email protected])に設定します。
- Password を上記のユーザーのPAT に設定します。
- 「Create a new query」を選択して「Next」をクリックします。
- Execute に名前を付け、OData エンドポイント(OEInvoices など)を選択して「Next」をクリックします。
- 使用したいカラムを「Selected Data」ワークスペースにドラッグし、「Create」をクリックします。
- この時点でドラフトのデータソースが作成されるため、ドラフトをクリックしてモデルを完成させます。
- 計算ディメンション、場所ディメンションの作成、データソースの結合などの変換を実行し、「Create Model」をクリックします。
- モデルに名前を付け、「OK」をクリックします。
SAP Analytics Cloud にダッシュボードを構築する
モデルが作成されたら、Sage 300 のデータを使用してSAP Analytics Cloud でダッシュボードを作成できるようになります。
- メニューから「Create」->「Story」とクリックします。
- SAP Analytics Template をクリックします。(この記事では、「Dashboard」テンプレートを使用します。)
- レイアウトを選択して「Apply」をクリックします。
- 「More」メニューから挿入するビジュアライゼーション(チャート)を選択します。
- ビジュアライズするモデルを選択します。
- 構造と必要なメジャー、ディメンションを選択します。
- ストアを保存します。
詳細と無料トライアル
これで、リアルタイムのSage 300 のデータから簡単で強力なダッシュボードが作成できました。Sage 300(および350を超えるほかのデータソース)からのOData フィードの作成方法の詳細については、Connect AI ページにアクセスしてください。無償トライアルにサインアップして、SAP Analytics Cloud でリアルタイムSage 300 のデータの操作をはじめましょう。