CData Connect AI を使って Roo Code からリアルタイムの Salesforce Data 360 データにアクセス

Anusha M B
Anusha M B
Technical Marketing Engineer
CData Connect AI のリモート MCP サーバーを活用して、Roo Code エージェントからセキュアにSalesforce Data 360 のデータにアクセスし、MCP 連携でアプリケーションを構築できるようにします。

Roo Code は、VS Code 内で動作するオープンソースの AI コーディングエージェントです。ファイルシステムへのアクセス、ターミナル制御、マルチステップワークフローなどの機能を備えています。Code、Architect、Orchestrator といった専門モードを通じて、プロジェクトワークスペース全体にわたって作業できます。ローカル開発用の VS Code 拡張機能として利用できるほか、Slack や GitHub と連携する Cloud Agents としても提供されています。Roo Code は MCP をネイティブにサポートしており、STDIO や Streamable HTTP を介して外部ツールやデータソースに接続できます。

デフォルトでは、Roo Code からライブのエンタープライズデータにアクセスすることはできません。CData Connect AI は、数百種類のデータソースを公開することでこのギャップを埋めます。接続すると、Roo Code は VS Code 内でリアルタイムのスキーマを参照し、クエリを検証し、実際のエンタープライズデータに基づいたコードを直接生成できるようになります。

ステップ 1:Roo Code 用の Salesforce Data 360 接続を設定

Roo Code から Salesforce Data 360 への接続は、CData Connect AI のリモート MCP サーバーによって実現されます。Roo Code からSalesforce Data 360 のデータを操作するには、まず CData Connect AI で Salesforce Data 360 接続を作成・設定します。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
  2. Connect AI で接続を追加
  3. Add Connection パネルから Salesforce Data 360 を選択
  4. データソースの選択
  5. Salesforce Data 360 に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    それでは、Salesforce Data 360 への認証方法を設定していきましょう。Salesforce Data 360 では、OAuth 標準による認証をサポートしています。

    OAuth 認証

    AuthSchemeOAuth に設定してください。

    デスクトップアプリケーション

    CData 製品では、デスクトップでの認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供しています。

    また、Salesforce Data 360 コンソールで設定および登録するカスタムOAuth アプリケーションを使ってデスクトップから認証することもできます。詳しくは、ヘルプドキュメントカスタムOAuth アプリの作成をご確認ください。

    接続する前に、以下のプロパティを設定してください。

    • InitiateOAuthGETANDREFRESHInitiateOAuth を使用すれば、繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要がなくなります
    • OAuthClientId(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントID
    • OAuthClientSecret(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット

    接続すると、CData 製品がデフォルトブラウザでSalesforce Data 360 のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えてください。

    以下のようにドライバーがOAuth プロセスを完了します。

    • コールバックURL からアクセストークンを取得します
    • 古いトークンの期限が切れた際は、新しいアクセストークンを取得します
    • OAuthSettingsLocation にOAuth 値を保存し、接続間で永続化します

    Web アプリケーションやヘッドレスマシンを含むその他のOAuth 認証方法については、ヘルプドキュメントをご確認ください。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. Save & Test をクリック
  7. Permissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を設定
  8. 権限の更新

パーソナルアクセストークンの取得

パーソナルアクセストークン(PAT)は、Roo Code から Connect AI への接続を認証するために使用されます。きめ細かいアクセス制御を維持するため、統合ごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコンをクリックして Settings を開く
  2. Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
  3. PAT にわかりやすい名前を入力し、Create をクリック
  4. 新しい PAT の作成
  5. 表示されたトークンをコピーして安全に保存してください。トークンは作成時にのみ表示されます

Salesforce Data 360 接続の設定と PAT の生成が完了したら、Roo Code から Connect AI 経由でSalesforce Data 360 のデータに接続できます。

ステップ 2:Roo Code で Connect AI を設定

CData Connect AI は、Roo Code の MCP 設定パネルで MCP サーバーを直接登録することで統合できます。登録が完了すると、Roo Code エージェントは追加設定なしで MCP ツールを通じてリアルタイムのSalesforce Data 360 のデータを呼び出せるようになります。

方法 1:MCP を直接設定

CData Connect AI MCP サーバーを Roo Code の MCP 設定に直接登録できます。登録が完了すると、どのプロジェクトのエージェントからでも、追加設定なしで MCP ツールを通じてリアルタイムのSalesforce Data 360 のデータをクエリできます。

  1. Roo Code 拡張機能がインストールされた VS Code を開く
  2. アクティビティバーの Roo Code アイコン をクリック
  3. Settings に移動し、Roo Code ペインで MCP Servers を選択して Enable MCP Servers をオンにします。次に Edit Global MCP をクリックして MCP 設定ファイルを開きます Roo Code で MCP 設定を開く
  4. mcp_settings.json ファイルの mcpServers オブジェクト内に以下を追加します。base64encode の部分は、Base64 エンコードした email:PAT に置き換えてください
    {
        "mcpServers": {
            "cdata-mcp": {
                "type": "streamable-http",
                "url": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp",
                "headers": {
                    "Authorization": "Basic base64encode(USERNAME:PAT)"
                }
            }
        }
    }
            
    Roo Code で CData MCP サーバーを設定
  5. ファイルを保存して MCP サーバーを登録
  6. MCP Servers パネルに戻り、cdata-mcp がリストに表示され、トグルが有効になっていることを確認します。有効になっていない場合は、トグルをオンにしてください
  7. CData MCP サーバーがリストに表示されていることを確認

CData MCP サーバーの登録と有効化が完了すると、Roo Code エージェントは、どのプロジェクトからでも Connect AI を通じてリアルタイムのSalesforce Data 360 のデータをクエリ・操作できるようになります。

Roo Code からリアルタイムのSalesforce Data 360 のデータをクエリ

MCP サーバーの設定が完了したら、Roo Code のチャットパネルで会話を開始して、リアルタイムのSalesforce Data 360 のデータを操作してみましょう。

  1. Roo Code のチャットを開き、データを探索するプロンプトを入力します。例:
    • List all available catalogs in my cdata-mcp connection.
    • Show the schemas and tables available for Salesforce Data 360.
    • Query the top 5 records from Salesforce Data 360 のデータ.
  2. エージェントが CData Connect AI MCP サーバーを呼び出し、Salesforce Data 360 のデータからリアルタイムの結果を返します
  3. Roo Code エージェントが CData Connect AI からリアルタイムデータを返す

方法 2:自然言語でアプリケーションを構築

自然言語プロンプトを使って、CData Connect AI MCP サーバーに接続するアプリケーションを Roo Code に構築させることもできます。エージェントが必要なエンドポイントや認証情報を対話的に収集し、リアルタイムのSalesforce Data 360 のデータに接続する動作するアプリケーションを生成します。すべて VS Code 内の Roo Code チャットパネルから操作できます。

  1. VS Code で Roo Code パネルを開き、ドロップダウンから使用するモデルを選択
  2. 構築したいアプリケーションを記述するプロンプトを入力します。例:
    I would like to build a small application that connects to a remote MCP
    HTTPS server. I already have the MCP endpoint URL and the required
    credentials. The application should:
      - Establish a connection to the remote MCP server
      - Authenticate using the provided credentials
      - Retrieve and list all available catalogs from the MCP
    
    Please make sure the credentials are stored securely in a .env file
    and not hardcoded in the application.
            
  3. Roo Code が MCP エンドポイント URL と認証情報の入力を求めてきます。以下の値を入力してください:
    • MCP Endpoint URL: https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
    • Authorization: Basic base64(email:PAT)
  4. Roo Code がプロジェクトディレクトリを作成し、Node.js プロジェクトを初期化、必要なパッケージをインストールし、認証情報を .env ファイルに安全に保存します Roo Code エージェントが CData Connect AI に接続するアプリケーションを構築

これで、Roo Code が VS Code 内の自然言語プロンプトひとつで、CData Connect AI MCP サーバーと通信しリアルタイムのSalesforce Data 360 のデータを取得するアプリケーションを構築できました。

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