SAP HANA XS Advanced のデータをPythonのpetlでETL処理する方法|CData Connect AI

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Director, Technology Evangelism
CData Connect AI Python SDKとpetlフレームワークで、リアルタイムのSAP HANA XS Advanced のデータを抽出・変換するETLパイプラインの構築方法を解説。

CData Connect AI の Python SDK と petl フレームワークを使うと、SAP HANA XS Advanced のデータをローカルにドライバーをインストールすることなく、Pythonで直接抽出・変換・ロードするETLパイプラインを構築できます。パーソナルアクセストークンで接続し、数行のコードで設定完了です。

Python は豊富なモジュールのエコシステムを備えているため、素早く作業に取りかかり、システムをより効果的に連携できます。CData Connect AI Python SDK と petl フレームワークを使えば、SAP HANA XS Advanced のデータを抽出・変換して CSV などに出力する SAP HANA XS Advanced 連携のアプリケーションやパイプラインを構築できます。この記事では、Connect AI に接続し、petl を使ってSAP HANA XS Advanced のデータを抽出・変換し、CSV ファイルに書き出す方法をご紹介します。

Connect AI Python SDK(cdata-connect-ai)は DB-API 2.0(PEP 249)に準拠したクライアントなので、petl は etl.fromdb を使って SDK の接続から直接読み取れます。ソースごとにドライバーをインストールする必要はありません。パーソナルアクセストークンで接続して、パイプラインを構築しましょう。

Python + petl でできること

SAP HANA XS Advanced データの定期抽出パイプライン構築

SQL クエリで取得した SAP HANA XS Advanced のレコードを petl の etl.fromdb で抽出し、etl.sort などの変換処理をはさんでから CSV に書き出す、軽量な ETL パイプラインを構築できます。

複数データソースとの統合分析

DB-API 2.0 準拠のクライアントなので、同じコードパターンで SAP HANA XS Advanced 以外のデータソースにも接続でき、petl 上で結合・整形してから任意の出力先にロードできます。

SAP HANA XS Advanced への書き戻し処理の自動化

書き込みに対応した権限を持つ PAT で接続していれば、cursor.executemany を使ったバッチ INSERT により、変換済みデータを SAP HANA XS Advanced に自動で書き戻す処理を組み込めます。

Connect AI で SAP HANA XS Advanced に接続する方法は?

CData Connect AI では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリックして、 Add Connection をクリックします
  2. 接続の追加
  3. 「Add Connection」パネルから「SAP HANA XS Advanced」を選択します
  4. データソースの選択
  5. SAP HANA XS Advanced に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    SAP HANA XSA 接続プロパティの取得・設定方法

    SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。

    OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。

    • OAuthClientId:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Id に設定。
    • OAuthClientSecret:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Secret に設定。
    • Url:OData サービスエンドポイントに設定。
    • XSUAAURL:UAA サービスURL に設定。
    • User:アカウントのユーザー名に設定。
    • Password:アカウントのパスワードに設定。

    OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. 「Save & Test」をクリックします
  7. 「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。 権限の更新

パーソナルアクセストークン(PAT)を生成する

Python SDK は、アカウントのメールアドレスとパーソナルアクセストークン(PAT)を使って Connect AI に認証します。アクセスの粒度を保つために、アプリケーションごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして、設定ページを開きます。
  2. 設定ページの Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて Create をクリックします。 新しい PAT の作成
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されます。必ずコピーして安全な場所に保管してください。

必要なモジュールをインストールする方法は?

pip ユーティリティを使って、SDK と petl フレームワークをインストールします。

pip install cdata-connect-ai
pip install petl

Python で SAP HANA XS Advanced のデータの ETL アプリを構築する方法は?

必要なモジュールをインストールしたら、ETL アプリを構築する準備は完了です。以下にコードスニペットを紹介しますが、完全なソースコードは記事の末尾に掲載しています。

まずモジュールをインポートし、アカウントのメールアドレスと PAT で Connect AI に接続します。

import petl as etl
import cdata_connect_ai

conn = cdata_connect_ai.connect(
    username="[email protected]",
    password="<your_pat>",
)

SAP HANA XS Advanced をクエリする SQL ステートメントを作成する方法は?

SQL を使って、SAP HANA XS Advanced をクエリするステートメントを作成します。この記事では、 エンティティからデータを読み取ります。識別子は <Connection>.<Schema>.<Table> という3つの部分で構成されており、接続名はデフォルトでソース名(例:SAPHanaXSA1)になります。

sql = (
    "SELECT ,  "
    "FROM [SAPHanaXSA1].[SAPHanaXSA].[] "
    "WHERE  = ''"
)

SAP HANA XS Advanced のデータの抽出・変換・ロードを実装する方法は?

接続とクエリが準備できたら、petl を使ってSAP HANA XS Advanced のデータを抽出・変換・ロードします。この例では、SAP HANA XS Advanced のデータを抽出し、 カラムでデータを並べ替えて、CSV ファイルにロードします。

table1 = etl.fromdb(conn, sql)

table2 = etl.sort(table1, '')

etl.tocsv(table2, '_data.csv')

SAP HANA XS Advanced は Connect AI では読み取り専用のソースのため、このパイプラインではSAP HANA XS Advanced のデータの抽出と変換はできますが、行の書き戻しはできません。抽出が完了したら接続を閉じましょう。

conn.close()

CData Connect AI Python SDK を使えば、petl のような ETL パッケージでのデータへの直接アクセスも含め、通常のデータベースと同じようにSAP HANA XS Advanced のデータを扱えます。

関連情報と無料トライアル

これで、CData Connect AI Python SDK を使って、petl でリアルタイムのSAP HANA XS Advanced のデータをパイプライン処理できるようになりました。SAP HANA XS Advanced(および数百種類のその他のデータソース)への接続について詳しくは、Connect AI のページをご覧ください。

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完全なソースコード

import petl as etl
import cdata_connect_ai

conn = cdata_connect_ai.connect(
    username="[email protected]",
    password="<your_pat>",
)

sql = (
    "SELECT ,  "
    "FROM [SAPHanaXSA1].[SAPHanaXSA].[] "
    "WHERE  = ''"
)

table1 = etl.fromdb(conn, sql)

table2 = etl.sort(table1, '')

etl.tocsv(table2, '_data.csv')
conn.close()

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