PingOneのデータをChatGPTで活用する方法|MCP接続3ステップ

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
PingOneのデータにChatGPTからMCPサーバーでセキュアアクセス。3ステップ・5分設定、プログラミング不要。無料トライアルで試せます。

CData Connect AIのMCPサーバーを使うと、PingOneのデータにChatGPTから自然言語で直接アクセスできます。ローカルインストール不要で、3ステップ・約5分でPingOneとChatGPTの連携が完了します。

「PingOneのデータをもっとすばやく活用したい」「レポート作成や商談準備に時間をかけたくない」とお考えの営業・データ担当者の方は多いのではないでしょうか。ChatGPTはModel Context Protocol (MCP) に対応しており、外部データソースと接続することで、業務データを自然言語のまま操作・分析できます。本記事では、CData Connect AI を使ってPingOneのデータをChatGPTから直接活用する手順を解説します。

CData Connect AI は、PingOneを含む数百のデータソースをMCP経由でAIツールにつなげるクラウドサービスです。接続情報はConnect AI側で一元管理されるため、ChatGPTにPingOneの認証情報を直接渡すことなくセキュアに連携できます。

PingOne × ChatGPT 連携でできること

PingOneとChatGPTをMCP経由で接続すると、自然言語のプロンプトだけでPingOneの業務データを検索・分析・操作できるようになります。以下に代表的な活用シナリオを3つ紹介します。

データの自然言語検索・絞り込み

「条件に合うPingOneのデータを一覧にまとめて」と入力するだけで、ChatGPTがリアルタイムでデータを取得し、指定した軸で整理した結果を返してくれます。画面を開いて手動で絞り込む手間がなくなり、確認作業がチャット1行で完結します。

データの概要・サマリー生成

「指定したPingOneのレコードについて、関連情報も含めてまとめて」と指示すると、ChatGPTが必要なデータを取得し、ポイントを整理して提示します。情報収集にかかる時間を、チームとして大幅に圧縮できます。

集計・レポートの自動作成

「PingOneのデータを期間別に集計してCSV形式でまとめて」のように指示すると、ChatGPTがデータを集計し、フォーマット済みの出力を生成します。定期的な集計レポートの作成工数を、部門横断的に削減できます。

PingOneとChatGPTを連携する手順

以下の3ステップで設定します。所要時間は約5分です。

ステップ1: ChatGPT 用のPingOne への接続を設定

ChatGPTからCData Connect AIのリモートMCPを介してPingOneに接続します。まずはConnect AIでPingOneへの接続を設定します。

  1. Connect AIアカウントにログインし、「Sources」をクリック、続いて「 Add Connection」をクリックします。
  2. 接続の追加
  3. Add Connectionパネルから「PingOne」を選択します。
  4. データソースの選択
  5. PingOne に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    PingOne に接続するには以下のプロパティを設定します。

    • Region:自身のPingOne 組織のデータがホスティングされている地域。
    • AuthScheme:PingOne に接続する際に使用する認証の種類。
    • WorkerAppEnvironmentId (デフォルトのPingOne ドメインを使用する場合に必要)、またはAuthorizationServerURL のいずれかで、下で説明するように設定します。

    WorkerAppEnvironmentId の設定

    WorkerAppEnvironmentId は、Worker アプリケーションが存在するPingOne 環境のID です。 このパラメータは、環境がデフォルトのPingOne ドメイン(auth.pingone)を利用している場合のみ使用されます。 これは、ヘルプドキュメントカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、PingOne への認証に使用するカスタムOAuth アプリケーションを作成した後に設定します。

    はじめに、このプロパティの値を見つけます。

    1. 自身のPingOne 組織のホームページからナビゲーションサイドバーに移動し、Environments をクリックします。
    2. OAuth / Worker のカスタムアプリケーションを作成した環境(通常はAdministrators)を見つけ、Manage Environment をクリックします。 環境のホームページが表示されます。
    3. 環境のホームページのナビゲーションサイドバーで、Applications をクリックします。
    4. リストから、OAuth またはWorker アプリケーションの詳細を見つけます。
    5. Environment ID フィールドの値をコピーします。 以下の例に似たものになるはずです:
      WorkerAppEnvironmentId='11e96fc7-aa4d-4a60-8196-9acf91424eca'

    次に、WorkerAppEnvironmentIdEnvironment ID フィールドの値に設定します。

    AuthorizationServerURL の設定

    AuthorizationServerURL は、お使いのアプリケーションが配置されている環境のPingOne 認可サーバーのベースURL です。 このプロパティは、PingOne プラットフォームAPI ドキュメントで説明されているように、環境にカスタムドメインを設定した場合にのみ使用されます。 Custom Domains を参照してください。

    OAuth でのPingOne への認証

    PingOne はOAuth とOAuthClient 認証の両方をサポートしています。 上述の設定手順に加え、OAuth またはOAuthCliet 認証をサポートするために、さらに2つの手順を完了する必要があります。

    • ヘルプドキュメントカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、カスタムOAuth アプリケーションを作成して設定します。
    • ドライバーがデータモデル内のエンティティにアクセスできるようにするには、ヘルプドキュメントのAdministrator Roles での説明のとおり、使用するアドミンユーザー / ワーカーアプリケーションに対して正しいロールを設定していることを確認してください。
    • 以下のサブセクションで説明されているように、選択した認証スキームと認証フローに適切なプロパティを設定します。

    OAuth(認可コードグラント)

    AuthSchemeOAuth に設定します。

    デスクトップアプリケーション

    OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

    以下を設定して、接続してください。

    • InitiateOAuthGETANDREFRESH。繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要をなくすには、InitiateOAuth を使用します。
    • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient ID。
    • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient Secret。
    • CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義したリダイレクトURI。例:https://localhost:3333

    接続すると、CData 製品 はデフォルトブラウザでPingOne のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 ドライバーはこれでOAuth プロセスを完了します。

    1. ドライバーはPingOne からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
    2. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で永続化されるようにします。

    ドライバーはアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。

    Web アプリケーションやヘッドレスマシン、クライアントクレデンシャルグラントを含むその他のOAuth メソッドについては、ヘルプドキュメントを参照してください。

    接続の構成 (Salesforce の例)
  6. Save & Test」をクリックします。

これで、ChatGPTからPingOneに接続する準備が整いました!

ステップ2: ChatGPTをCData Connect AIに接続

ChatGPTにCData Connect AIコネクタを追加するには、以下の手順に従います。

  1. ChatGPTにPlus またはProサブスクリプションでサインインします。
  2. 左側のパネルから「アプリ」に移動します。
  3. 一覧から「CData Connect AI」アプリを選択します。
  4. CData Connect AI を検索
  5. Connect」をクリックしてConnect AIアカウントで認証します。
  6. Connect をクリックして認証
  7. CData Connect AIでサインイン」をクリックして、ChatGPTアカウントにConnect AIを追加します。
  8. CData Connect AI でサインイン
  9. 認証が成功すると、ChatGPTにリダイレクトされます。
  10. チャットを開始」をクリックして、Connect AIがバックグラウンドで接続された状態でChatGPTとの新しい会話を開始します。
  11. チャットを開始

ステップ3: ChatGPTでPingOneのデータをリアルタイムで探索

設定はこれで完了です。さっそくPingOneのデータを自然言語で問い合わせてみましょう。

  1. ChatGPTで新しい会話を開始します。
  2. Connect AIは通常、チャット内で自動的に有効になります。有効になっていない場合は、チャットボックス下の「」→「More」→「CData Connect AI」と進み、ドロップダウンからコネクタを有効化します。
  3. チャット内でCData Connect AI を有効化
  4. 自然言語のプロンプトでデータの探索を開始できます(下記のサンプルプロンプトをご参照ください)。
  5. 自然言語でPingOne のデータを探索 (Salesforce の例)
  6. ChatGPTによるPingOneへのアクセスを許可します。続行する場合は「Query Data」、拒否する場合は「Deny」をクリックします。
  7. ChatGPT にアクセスを許可
  8. ChatGPTは自然言語のクエリをSQLに変換し、Connect AI MCP Serverを介してPingOneのデータに対して実行します。
  9. プロンプトに基づきPingOne から取得した結果をChatGPT が表示

こんなプロンプトが使えます

接続設定後、以下のようなプロンプトをそのままChatGPTに入力してPingOneデータを操作できます。

  • 「PingOneで利用できるテーブルの一覧を教えて」
  • 「PingOneから直近30日以内に更新されたデータを上位10件表示して」
  • 「指定したPingOneのレコードについて詳細情報を整理してまとめて」
  • 「PingOneのデータを期間別に集計してCSV形式で出力して」
  • 「特定の条件に合うPingOneのデータを全件取得して一覧にして」

ChatGPT のプラン別対応状況

ChatGPTでカスタムConnectors(MCP接続)を利用できるかどうかは、契約プランによって異なります。導入前に以下の対応表でご確認ください。

プラン カスタムConnectors(MCP) CData Connect AI経由のPingOne連携
Free 非対応 利用不可
Plus 対応 利用可
Pro 対応 利用可
Team 対応 利用可(組織管理者の許可が必要な場合あり)
Enterprise 対応 利用可(管理者によるコネクタ許可設定が必要)
PingOne × ChatGPT 連携のよくある質問
PingOneのデータをChatGPTで操作するにはどうすればよいですか?
CData Connect AIのMCPサーバーを使います。Connect AIにPingOne接続を設定し、ChatGPT(Plus/Pro/Team/Enterprise)のコネクタにMCPエンドポイントを登録するだけです。3ステップ・5分で完了します。
ChatGPT無料プランでもPingOneに接続できますか?
いいえ。ChatGPTのカスタムConnectors機能はPlus、Pro、Team、Enterpriseプランが必要です。無料プランはカスタムMCPコネクタをサポートしません。
PingOneとChatGPTを連携するとどんな操作ができますか?
自然言語でのデータ検索・更新・集計・レポート作成が可能です。「条件に合うデータを一覧にして」「指定したレコードの概要をまとめて」と入力するだけで、PingOneのリアルタイムデータをChatGPTが取得・回答します。
PingOne以外のデータソースにも同様に接続できますか?
はい。CData Connect AIはPingOneのほか、BigQuery、HubSpot、kintone、Dynamicsなど270以上のデータソースに対応しています。同様の手順で他のサービスにも接続できます。

まとめ

CData Connect AIのMCPサーバーを使えば、PingOneのデータ検索・絞り込み・サマリー生成・集計レポート作成を、ChatGPTとの自然言語のやり取りだけで完結できます。設定はConnect AI側でのPingOne接続と、ChatGPT側でのコネクタ追加の2箇所のみで、所要時間は約5分です。無料プランでは利用できない点にご注意ください。本手順は本記事最終更新時点のChatGPT UIおよびCData Connect AIの画面で検証済みです。

PingOneとAIエージェントの連携は、ChatGPT以外にも広がっています。Dify から接続したい場合はこちらの記事、Goose CLI エージェントから接続する場合はこちらの記事をご参照ください。OpenCode からの接続はこちら、Claude からの接続はこちらで解説しています。そのほかのPingOne 連携記事はPingOne 連携記事一覧からまとめてご覧いただけます。

CData Connect AIの無料トライアルをご利用いただくと、PingOneをはじめとする270以上のデータソースにChatGPTから自然言語でアクセスできます。データ活用の幅をチーム全体で広げたい方は、ぜひお試しください。

最終更新: 2026年6月

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