Amazon SageMaker Canvas から RDS 経由で SAP HANA XS Advanced のリアルタイムデータを活用
Amazon SageMaker Canvas は、コードを書かずに予測の生成、データの準備、モデルの構築ができるノーコード機械学習プラットフォームです。CData Connect AI と組み合わせることで、クラウド間でリアルタイムにSAP HANA XS Advanced のデータにアクセスし、カスタム機械学習モデルの構築、顧客離反予測、テキスト生成、チャットボット開発など、さまざまな用途に活用できます。この記事では、RDS コネクタを使用して Amazon SageMaker Canvas から Connect AI に接続し、SAP HANA XS Advanced のデータを ML モデルのデプロイメントに統合する方法をご紹介します。
CData Connect AI は、SAP HANA XS Advanced 向けに純粋な SQL インターフェースをクラウド間で提供します。これにより、データをレプリケーションすることなく、Amazon SageMaker Canvas からSAP HANA XS Advanced のデータに簡単に接続できます。Connect AI は Amazon SageMaker Canvas からは SQL Server データベースとまったく同じように見え、フィルタや JOIN などの SQL 操作をSAP HANA XS Advancedに直接プッシュする最適化されたデータ処理により、サーバーサイド処理を活用してSAP HANA XS Advanced のデータをすばやく取得します。
SAP HANA XS Advanced への接続を設定(Amazon SageMaker Canvas 向け)
Amazon SageMaker Canvas から SAP HANA XS Advanced への接続は、CData Connect AI を介して行います。それでは、SAP HANA XS Advanced のデータを Amazon SageMaker Canvas から利用できるようにするため、SAP HANA XS Advanced への接続を作成していきましょう。
- Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
- 接続を追加パネルから「SAP HANA XS Advanced」を選択
-
SAP HANA XS Advanced に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
SAP HANA XSA 接続プロパティの取得・設定方法
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
- OAuthClientId:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Id に設定。
- OAuthClientSecret:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Secret に設定。
- Url:OData サービスエンドポイントに設定。
- XSUAAURL:UAA サービスURL に設定。
- User:アカウントのユーザー名に設定。
- Password:アカウントのパスワードに設定。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
- 「Save & Test」をクリック
-
SAP HANA XS Advanced 接続の追加ページで「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。
パーソナルアクセストークンを追加
REST API、OData API、または仮想 SQL Server を通じて Connect AI に接続する場合は、パーソナルアクセストークン(PAT)を使用して認証を行います。アクセス管理を細かく制御するため、サービスごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
- 設定ページで「Access Tokens」セクションに移動し、「 Create PAT」をクリックします。
-
PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されます。必ずコピーして、今後の利用のために安全に保管してください。
接続の設定と PAT の生成が完了したら、Amazon SageMaker Canvas からSAP HANA XS Advanced のデータに接続する準備は完了です。
Amazon SageMaker Canvas から CData Connect AI に接続
CData Connect AI での接続設定が完了したら、RDS コネクタを使用してSAP HANA XS Advanced のデータを Amazon SageMaker Canvas に統合していきましょう。
- Amazon SageMaker Canvas でドメインとユーザープロファイルを選択し、「Open Canvas」をクリックします。
- Canvas アプリケーションが開いたら、左側のパネルに移動して「My models」を選択します。
- My models 画面で「Create new model」をクリックします。
- Create new model ウィンドウでモデル名を入力し、Problem type を選択します。「Create」をクリックします。
- モデルバージョンが作成されたら、Select dataset タブで「Create dataset」をクリックします。
- Create a tabular dataset ウィンドウで「Dataset name」を入力し、「Create」をクリックします。
- 「Data Source」ドロップダウンをクリックして RDS コネクタを検索またはナビゲートし、「 Add Connection」をクリックします。
- Add a new RDS connection ウィンドウで、以下のプロパティを設定します。
- Connection Name: 任意の接続名
- Engine type を sqlserver-web に設定
- Port を 14333 に設定
- Address を tds.cdata.com に設定
- Username を Connect AI ユーザー(例: [email protected])に設定
- Password を上記ユーザーの PAT に設定
- Database name を SAP HANA XS Advanced 接続名(例: SAPHanaXSA1)に設定
- 「Create connection」をクリックします。
SAP HANA XS Advanced を Amazon SageMaker Canvas に統合
RDS で Connect AI への接続が設定できたら、SAP HANA XS Advanced のデータを Amazon SageMaker Canvas のデータセットに統合していきましょう。
- SAP HANA XS Advanced のデータで作成した RDS のテーブル形式データセットで、検索バーまたは接続リストから Connect AI で設定した SAP HANA XS Advanced 接続を検索します。
- SAP HANA XS Advanced から使用したいテーブルを選択し、右側のキャンバスにドラッグ&ドロップします。
- 以下のように、SAP HANA XS Advanced 接続から任意の数のテーブルを結合してワークフローを作成できます。「Create dataset」をクリックします。
- データセットが作成されたら、「Select dataset」をクリックしてモデルを構築します。
- 分析を実行し、予測を生成してモデルをデプロイします。
これで、Amazon SageMaker からSAP HANA XS Advanced のデータにリアルタイムでアクセスできるようになりました。カスタム ML モデルを構築し、ビジネスの予測インサイトを生成して、組織の成長に活用してください。
クラウドアプリケーションから SAP HANA XS Advanced への SQL アクセス
Amazon SageMaker Canvas からSAP HANA XS Advanced のデータへのダイレクト接続が完成しました。データをレプリケーションすることなく、接続やデータセット、予測モデルをさらに追加してビジネスを推進できます。
数百種類の SaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースにクラウドアプリケーションから直接リアルタイムアクセスするには、CData Connect AI をご覧ください。