CData Connect AI サインアップ〜初めてのクエリまでの手順

by 加藤龍彦 | September 4, 2026

この記事では、CData Connect AI の無料トライアル(14日間)の申込から、サインイン、初回ログイン後のオンボーディングウィザード、データソースの接続設定、そして実際にデータへ触れる Data Explorer 画面までを順番に解説します。掲載する画面はすべて2026年9月時点のものです。「次にどのボタンを押せばよいか」を自分で判断できる状態を目指します。

CData Connect AI とは

本記事が対象にするのは、クラウドサービスとして提供されている CData Connect AI です。270種類以上のコネクタを通じて350以上のエンタープライズシステムへの接続をクラウド側で引き受け、レプリケーションやETLを介さずに AIアシスタントやBIツールからリアルタイムにデータを参照できるようにします。マネージド型のプラットフォームのため、自分で MCP(Model Context Protocol)サーバーを構築する必要はありません。

CData Connect / CData Connect Cloud は、現在の Connect AI の旧称です。古い資料やブックマークがこの名前を使っていることがありますが、別製品ではなく同じサービスの呼び名が変わったものです。一方で CData Sync・CData Arc・CData Drivers は別の製品ラインで、申込フォームもログイン先も本記事の手順とは異なります。お手元の目的が「AIアシスタントやBIツールからクラウド経由でデータに接続する」ことかどうかを、先に確かめておくと安全です。

Step 1:無料トライアルの申込フォームに入力する

申込の起点は製品ページです。CData Connect AIの製品ページにある「無料トライアルを開始」ボタンから、無料トライアルの申込フォームに遷移します。

フォームには以下の情報をご入力ください。

入力欄

何を入れるか

姓 / 名

申込者ご本人のお名前です。

メールアドレス

ログインに使うメールアドレスです。

電話番号

連絡先の電話番号です。

アカウント名

組織(テナント)の名前で、ログインIDではありません。入力例は「CDataJapan」で、会社名のローマ字表記が推奨です。使えるのは半角英数字で始まる2〜50文字で、英数字・ハイフン・アンダースコア・スペースです。あとから招待する同僚もこのアカウント名を入力することになるため、社内で通じる名前をご利用ください。

既定で Japan が選ばれています。

利用規約への同意

チェックボックスです。利用規約はサインアップ時に自動的に表示される仕様に変更されています。

入力が終わったら「アカウントを作成する」を押します。

Step 2:オンボーディングウィザードでソースとツールを選ぶ

サインアップすると、すぐに「Welcome to Connect AI」という見出しのオンボーディングウィザードが表示されます。「オンボーディング体験をパーソナライズするために、いくつか教えてください」という案内のとおり、ここで選んだ内容によって、以降の画面で目にする候補が変わります。

左のパネルが「What sources do you need access to?」で、Salesforce や HubSpot、QuickBooks といった候補が並び、検索ボックスと「Select all that apply」のとおり複数選択できます。右のパネルが「How do you plan to integrate your data?」で、ChatGPT や Claude AI、Excel、Power BI といった連携先ツールを選びます。どちらのリストにも「該当するものがない」場合のチェックボックスが用意されています。選び終えたら右下の Complete を押します。

Step 3:選んだデータソースの接続を設定する

Complete を押すと、直前に選んだデータソースの「Add Connection」画面に進みます。画面上部には「Select Connection」→「Add Connection」というステップ表示があり、2段階目にいることが分かります。

画面の構成はデータソースが変わっても共通です。Basic SettingsAdvanced SettingsAI Instructions の3タブがあり、Basic Settings には次の項目が並びます。

  • General — 接続先のデータソース名(アイコン付き)と、接続の状態(未認証時は Not Authenticated)、コネクション名の入力欄。コネクション名は既定で「{データソース名}1」のような値が入っています。

  • Authentication — 認証方式(Auth Scheme)の選択と、実際に認可を行う操作。Salesforce の例では既定が OAuthPKCE で、Sign In ボタンから Salesforce 側の認証画面に移動します。データソースによっては Basic や OAuthJWT、各種 IdP 連携など複数の認証方式から選べます。

認証が済んだら、画面上部の Save & Test で接続を確認します。右側にはドキュメントパネルが常設されており、選んだデータソース向けの前提条件(管理者権限が必要な作業など)とセットアップ手順がそのまま表示されるため、別タブでヘルプを探しに行く必要はありません。

データソースごとの詳しい手順は、Salesforce データソースのドキュメントのようにデータソース別ページが用意されています。接続だけで終わらせず AI から実際に使うところまで一気に通してみたい場合は、Salesforce × Claude 連携を3ステップでの記事で、接続から分析までの流れを追えます。

Step 4:Data Explorer でデータに触れる

接続の設定が終わると、Data Explorer に直接移動します。ここが実質的な作業開始画面です。

画面の左端には、Connect AI 全体のメニューが常設されています。まとめて確認しておきましょう。

  • Overview — Dashboard(後述するアナリティクス画面)

  • Data — Sources/Integrations/Workspaces/Explorer/Jobs

  • AI — Playground/Toolkits

  • Manage — Users/Logs/Data Security

  • Documentation — API

Data Explorer 自体は、左側でテーブル・ビューを選び、右側のタブでクエリを書く構成です。接続した Salesforce であれば Account や Contact といった標準オブジェクトがそのままテーブルとして並びます。SQL Editor に SELECT * FROM [接続名].[スキーマ].[テーブル名] の形式でクエリを書き、Execute を押すと、下段の Query Results に結果が表示されます。

件数の上限は Limit 欄で調整でき、結果は Download CSV で書き出せます。ここまで来れば、実際に自社のデータへ SQL でアクセスできることを自分の目で確認できたことになります。

今回選んだ Salesforce 以外の使い方も、目的に応じて左メニューから辿れます。

  • とにかく最短でAIに聞いてみたい → AI > Playground:チャット形式でデータに質問できる画面です。ホームによく使うデータソースが並び、それ以外を選びたいときは Explore Additional Sources から表示します。会話をやり直したいときは Reset Chat でメインメニューに戻れます。

  • 別のデータソースも繋ぎたい → Data > Sources:Step 4 で見た Add Connection 画面に、2つ目以降のデータソースからも入れます。全体の流れはクイックスタートガイドが Step 1 から順に案内しています。

  • 既存のツールから使いたい → Data > Integrations:連携先はカテゴリごとに整理されています。AIツール、BIとデータ分析ツール、ETLツールに加えて、ノーコードツール、開発者向けツール、iPaaS ツールが並びます。Claude のようなAIクライアントとの連携手順も、ここから辿れます。

複数の接続をまとめて誰に見せるかを設計するなら Workspaces が該当します。権限を分けるなら 権限とアクセス制御(SELECT / INSERT-UPDATE-DELETE / EXECUTE)です。この2つを組み合わせて「AI に見せるデータの範囲」をどう設計するかについては、AIのデータアクセスを統制する設計ガイドが Derived View も含めた具体例で解説しています。

14日という期間を考えると、最初の数日は Playground と1つのデータソース接続に絞るのが現実的でしょう。権限やワークスペースの設計は、動くことを確認したあとに回しても間に合います。

つまずきやすいポイントと日本の相談窓口

ここまでの手順で詰まりやすいのは、画面の操作よりも「環境側の制約」に当たったときかもしれません。

  • レートリミット:通常のクエリは1ユーザーあたり100リクエスト/分、メタデータクエリは1ユーザーあたり500リクエスト/分までです。これは全データソース間で共有される上限です。

  • 固定IPのアローリスト:社内のファイアウォールやデータベース側で送信元IPを絞っている場合は、Connect AI の固定IPを許可します。対象は 52.224.0.160/28 と 4.154.117.160/28 の2つです。こ

  • 権限:SELECT / INSERT-UPDATE-DELETE / EXECUTE の単位で制御します。読み取り専用で試すのか、書き込みまで試すのかを決めてから設定してください。

  • ログの保存期間:詳細なクエリログは7日間保存されます。Playground のチャット記録は30日間です。検証の記録を残したい場合は、期間内に必要なものを取り出しておきましょう。

  • 稼働状況CData ステータスページでサービス側の障害情報を確認できます。

  • セキュリティ要件:Key Vault や IP アローリストといった、稟議で必ず聞かれる項目はドキュメントにまとまっています。

また、ダッシュボード下部の Support リンクは米国のサポートフォームに繋がります。日本語でのお問い合わせをご希望の場合は、CData Japan のサポート窓口をご利用ください。トライアル中のご相談もこちらで承っています。

申込フォームの入力から最初のダッシュボードまでは、ここまで見てきたとおり5分程度で完了します。まずは CData Connect AI の無料トライアルでアカウントを開設して1つ目のデータソース接続からお試しください。接続要件や社内展開の進め方について確認したいことがあれば、CData までお気軽にご相談ください。

CData Connect AI の無料トライアルを試す

CData Connect AI は、300種類以上のコネクタを通じて350以上のエンタープライズシステムへの接続をクラウド側で引き受け、AIアシスタントやBIツールからリアルタイムにデータを参照できるようにするプラットフォームです。申込フォームの入力だけでアカウントを開設でき、ログイン後のダッシュボードから接続の追加や Playground での検証をすぐに始められます。

無料トライアルを始める

よくある質問

トライアルの利用に費用やクレジットカードの登録は必要ですか?

申込フォームの入力項目は姓・名・メールアドレス・電話番号・アカウント名・国と利用規約への同意であり、支払い情報を入力する欄は含まれていません。また、リリースノートには「トライアル版のユーザーには Manage Payment Method ボタンを表示しないよう変更」した旨が記録されています。この2点から、フォーム上で支払い情報を求められることはないと判断できます。料金プランそのものについては料金ページをご確認ください。

「アカウント名」には何を入れればよいですか?

アカウント名は組織(テナント)の名前で、ログインIDではありません。入力例は「CDataJapan」で、会社名をローマ字表記にするとよいでしょう。使えるのは半角英数字で始まる2〜50文字で、英数字・ハイフン・アンダースコア・スペースです。同僚を招待する際にもこのアカウント名を入力してもらうことになるため、社内で通じる名前を選んでください。

社内にすでに Connect AI のアカウントがあります。同じ手順で申し込んでよいですか?

その場合は、新規のトライアル申込ではなく招待を受けるフローになります。招待された側は、パスワードを作成してログインしたあとサインアップページに進みます。そこで名と姓、アカウント名、招待メールに記載されている招待コードを入力し、Complete Sign Up をクリックします。詳細は公式ドキュメントの Users ページをご確認ください。

トライアル期間が終わったらどうなりますか?

14日間の終了後の扱いについて、公式ドキュメントや利用契約に明記された記述は確認できていません。そのため本記事では断定を避けます。有償プランの内容は料金ページに掲載されていますので、期間の延長や移行の可否を含めて、CData Japan のサポート窓口にお問い合わせいただくのが確実です。

CData Sync や CData Arc のトライアルとは違うものですか?

別の製品ラインのトライアルです。本記事で扱っているのはクラウドサービスの CData Connect AI で、申込フォームもサインイン先(https://cloud.cdata.com/)も Sync・Arc・Drivers とは異なります。目的が「AIアシスタントやBIツールからクラウド経由でデータに接続すること」であれば Connect AI が対象になります。

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CData Connect AI は、300以上の業務システムへの接続をクラウド側で引き受け、AIアシスタントやBIツールからリアルタイムにデータを参照できるようにするプラットフォームです。申込フォームの入力だけでアカウントを開設でき、ログイン後のダッシュボードから接続の追加や Playground での検証をすぐに始められます。

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